ネットワーク用語 > ACK
ACK †
ACK = ACKnowledgement
肯定応答(acknowledgement, ACK)は、テレタイプ端末で使われる制御文字であり、受信側が送信側に対して正しく受信したことを知らせるために送る。
ACKはまた、通信プロトコルおける肯定応答や受信確認を表すものとしてよく使われる。
例えば、Transmission Control Protocol (TCP) では、コネクション確立の SYN パケットへの応答も、データパケットへの応答も、コネクション終了の FIN パケットへの応答も ACK パケットを使う。
ACKフラグ †
TCPヘッダーの制御ビットの一つ。
TCPにおいて,相手先にTCPセグメントを受信したことを伝えるためのビット。
通常,TCPコネクションが確立した後のすべてのTCPセグメントにおいて,ACKフラグは立っている。
ACK (TCP)
読み:アック
外語:ACK: acknowledgment 英語
TCPヘッダー内のControl Bits(制御ビット)領域にあるフラグビットの一つ。
概要
TCP通信で、そのセグメントが応答確認を持っている状態を表わす際、このビットを立てる(1にする)。
このビットを含むパケットをACKパケットという。
特徴
基本的に、TCPで通信を行なう際には、常時このフラグを立てねばならない。
ACKを付けない、付けなくて良い例外は、次のパケットくらいしかない。
・3ウェイハンドシェイクの最初、接続要求時のSYNパケット
・RSTパケット
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan015/baswinlan015_02.html
「ACKフラグ」フィールド:1bit幅
「ACK(acknowledge)」フラグがオンならば、TCPヘッダ中に有効なACK番号が含まれていることを表す。実際には、TCP接続確立時の一番最初に送信されるTCPパケットを除き、すべてのTCPパケットにおいてこのACKフラグがセットされている。つまり、最初のパケットを除き、すべてのパケットでACK番号フィールドが有効である(最初のパケットの場合はACK番号フィールドの内容は意味を持たないので、ACKフラグはオフになっている)。