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スーパーネット †
supernet
CIDRによってネットワークを複数のサブネットワークに分割することをサブネッティングと呼びます。
CIDRを使い、あるネットワークのナチュラルマスクよりも短いマスク長で表すネットワークをスーパーネットと呼びます。
シスコ資格:CCNAへの道 - IPアドレス編 第2回 CIDRとVLSMを押さえよう:ITpro
CIDR
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)は広義の意味ではクラスレスアドレッシングそのものを指しますが、狭義の意味ではインターネットでのルーティングの際に使用するクラスレスアドレッシングのことを指します。
CIDRは主に、クラスBアドレスの不足(クラスAアドレスはネットワーク数が少ない、クラスCアドレスはネットワーク数が多いが使用できるアドレス数が少ないため、クラスBアドレスの利用申請が多かった)を補うため、複数のクラスCネットワークをまとめて、任意のサイズのネットワークを作りだす(スーパーネットとも呼ばれる)ために使用されています。
また、CIDRはスーパーネットの作成以外にも、クラスAやBをより小さい単位に分割(サブネッティング)して、組織への割り振りを行ったり、いくつかのネットワークをまとめて経路情報を作る(ルート集約)ためにも使われます。
スーパーネットの作成は、隣接するIPアドレスの共通するビットの部分でまとめてしまう方法で行われます。
たとえば、クラスCネットワークを8つまとめ、2046台利用可能なネットワークを作るなどの利用法があります。