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マルチキャスト

マルチキャスト = multicast

マルチキャストとは【multicast】 - IT用語辞典

マルチキャスト 【multicast】
 
ネットワーク内で、複数の相手を指定して同じデータを送信すること。
これに対し、不特定多数の相手に向かってデータを送信することを「ブロードキャスト」、単一のアドレスを指定して特定の相手にデータを送信することを「ユニキャスト」という。
TCP/IPネットワークでは、複数のあて先を指定して一回データを送信すれば、通信経路上のルータがあて先に応じて自動的にデータを複製してくれるので、回線を圧迫することなく効率よく配信することができる。
インターネットで映像配信を行う場合などに使われる。

マルチキャスト - Wikipedia

マルチキャスト (multicast) とは、コンピュータネットワークにおいて、決められた複数のネットワーク端末(ノード)に対して、同時にパケット(データ)を送信する事。
一対多で通信を行う場合、配信事業者にとってユニキャストを使用するよりもネットワーク負荷を軽減することが出来る為、情報配信などで使用される。
インターネット・プロトコル・スイートでは、主にTCPを用いるユニキャストと異なり、マルチキャストはUDPを使用するため、信頼性が求められる情報通信には向かない。
また、マルチキャストを行い、対応するサーバのみが返事をすることによりサービス可能な資源(オブジェクト)の位置を特定出来る。

  • グループに対しての一斉送信
  • 冗長リンクを持ちグループで応答する
    • 1台故障してもシステムは生きている ⇒故障透過性・フォールトトレラント性
  • 複数の分散データベースの同時更新が可能
    • サーバが複数の隣接サーバと記事を交換し、分散データベース同時更新をする。
    • 但し、履歴を保存し、新しい記事があれば捨てる ⇒複製透過性
Multicast.png

マルチキャストの概念図

リンク

ユニキャスト
ブロードキャスト
エニーキャスト


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