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PLC

PLC = コンセントを使ったLAN。

  • メリット
    • コンセントを利用して、手軽にLANが組める。
  • デメリット
    • ノイズに弱い。
    • 電線から電磁波(電波)が漏洩して、無線や医療器具など他の機器に迷惑をかける場合がある。

電力線搬送通信 - Wikipedia

電力線搬送通信(でんりょくせんはんそうつうしん)は、電力線を通信回線としても利用する技術。
電力線通信、PLC(Power Line Communication)、PLT(Power Line Telecommunication)とも呼ばれる。

概要
電力線を通信回線としても利用する技術。
450kHz以下の周波数を用いるものを低速PLC、2-30MHzを用いるものを高速PLCと呼ぶこともある。
10kHzから450kHzまでの周波数を用いた製品のデータ通信速度は、9600bps程度である。
日本での電力線搬送通信については、2006年10月に総務省が、屋内に限り2MHzから30MHzの周波数使用を認める項目を追加する省令改正をしたのを受けて、2006年12月から高速電力線通信対応製品が流通している。
電力線はもともと高い周波数の電気信号を流すことを想定していないため、電力線搬送通信による漏洩電波が短波帯を利用する無線通信等や医療機器に影響を与える可能性があると指摘されている。

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PLC使用風景

PLCとは? PLC-J

PLCとは?
高速電力線通信(PLC)はPower Line Communicationの略で、普通の電力線に高速のデータを乗せて送る技術です。
海外では高圧線などから一般の家庭に高速のインターネット情報等を分配する手段として開発されましたが、日本において2006年10月より許可されたのは屋内での利用だけです。
日本では既に光ファイバやADSL等で高速インターネットが利用できますが、通常それら情報の入口は各家の中の一ヶ所です。
家のどこでにでもある全てのコンセントが情報の出入り口に変わることが出来れば、大変に使い易くなりユビキタスな環境の実現に大きく貢献するでしょう。

電力線は関東では50Hz,関西では60Hzの低い周波数の交流です。
電力線通信では従来 450kHzまでの周波数が許可されており、2006年10月より2M~30MHzという高い周波数の利用が許可されました。
50/60Hzの低周波数で非常に大きな電圧の上に、PLCの高周波数で非常に小さな電圧の信号が乗りますが、周波数の差が非常に大きいので混じり合うことなく容易に分離できます。

電気機器の発生するノイズに対しても影響を最小にして信号を送る様々なPLC技術が開発されました。
またセキュリティ面ではPLC信号自体は暗号化され特殊な変調がかかっていて、盗聴が出来ない仕組みになっています。

光ファイバーやADSL等により現在100Mbpsに近い高速のデータが各家庭で利用可能になりました。
最新の電力線通信では、その値に近い高速のデータが電力コンセントを経由して送受信出来るようになります。
この様に高性能のPLCですが、各家庭の電灯線の配線は元々高速データ通信用でないため、配線方法の良し悪しで十分高速なデータが通らない場合があります。
またPLCで使用する周波数帯域は無線の短波帯であることから、やはり配線の良し悪しにより不要電波の漏洩が懸念されます。
そのため日本で許可された基準は世界で最も厳しい基準にあたります。
当電力線通信推進協議会(PLC-J)では製造メーカ向けにガイドラインを設けてPLCの正しい使い方の普及と発展に努めております。 

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コンセントLANの仕組み|PLCアダプター|Panasonic

コンセントLANとはPLC(電力線通信)の新名称

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Last-modified: 2017-05-25 (木) 15:54:45 (2528d)