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同軸ケーブルモデム

同軸ケーブルモデムを使えば、テレビ配線(同軸ケーブル)を使ってLANを組める。

同軸ケーブルモデム - Wikipedia

同軸ケーブルモデムは、宅内の同軸ケーブルを宅内LANとして用いる為の機器の総称である。
 
メリット
宅内に既設の同軸ケーブルを用いるため、壁や廊下で隔てた部屋同士でも、工事不要で簡単に宅内ネットワークを構築できる。
有線接続である為、無線LANのように建材等の遮蔽物に通信速度を左右されない。
 
デメリット
アパート、マンション等の集合住宅では動作の保証がなく、CATV導入済みの場合も利用が出来ない。

Lanhome(ランホーム):同軸ケーブルを用いたホームネットワーク(家庭内LAN)

家庭内でホームネットワーク(家庭内LAN)を構成する方法には、通信信号をケーブルで伝送する有線LANと電波で伝送する無線LANがあります。
有線LANとしては、イーサネットケーブル(LANケーブル)を用いる標準的な方式のほかに、家庭内に敷設されている100Vの電力線を用いてイーサネット信号を伝送する高速PLCがありますが、更に、TV放送等の伝送に使用される同軸ケーブルを用いて通信を行う方式があります。

同軸ケーブルを用いるホームネットワークは、家庭内の各部屋に設置されている同軸ケーブル端子に専用の通信モデムを接続し、このモデムのイーサネットポートにネットワーク機器を接続して、同軸ケーブルを介してモデム間で通信を行うものです。

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同軸ケーブルを用いたホームネットワークの構成例

c.LINK - 通信用語の基礎知識

CATVの同軸ケーブルを用い、最大270Mbpsの通信速度を実現する技術。
現行のCATVインターネットに対応した集合住宅での利用が想定されている。

米Entropic Communicationsが開発し、2004(平成16)年1月5日にはc.LINKを推進する業界団体であるMoCA(Multimedia Over Coax Alliance)が設立された。MoCAには松下電器産業(現・パナソニック)、米Cisco Systems、米comcast、東芝などが加盟している。

ホームネットワークサービス(家庭内LAN) NTT-ME: c.LINKモデム(概要・特長)

c.LINKモデムは、テレビ配線(同軸ケーブル)を利用し、高速かつ安定した通信が可能なホームネットワーク構築機器です。

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c.LINKモデムは既設のテレビのアンテナ線を利用できるので、新たな配線(工事)を必要としません。
c.LINKモデムをテレビコンセントに繋ぎ、漏洩防止フィルタ(ノイズ除去フィルタ)を取付けるだけで、簡単に利用することができます。

普及

c.Link(PN-200-C2E4)終了のお知らせ - 萌えないゴミ最終処分場

当時からIEEE 802.11nもドラフト版の製品が販売されてたと思うし、そもそも無線は遅延と安定性の問題が付き物だ。
PLCに至っては性能が向上したという話も聞かない。速度が出るかどうかは環境次第のバクチみたいなものだ。
というわけで要は、営業に力を入れなかった結果売れなかったので撤退します、ということなのだろう。
c.Linkに既存一戸建て住宅の宅内ネットワークの未来を期待してた身としては、えらい迷惑な話だけど。
代替技術はこのあたり。
サン電子:http://www.sun-ele.co.jp/products/tlc/
住友電工:http://www.sei.co.jp/clc/
NEC系:http://www.nesic.co.jp/solution/product/cx/index.html

→テレビ配線(同軸ケーブル)を利用したLANって、あんまり普及しなかったんですかね?

まあ、普通に有線LANや無線LANが導入できる環境だったら、

リンク

同軸ケーブル
PLC
VDSL


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Last-modified: 2012-10-17 (水) 09:06:43 (4202d)