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TLS = Transport Layer Security
TLSとは【Transport Layer Security】 - IT用語辞典
TLS 【Transport Layer Security】
読み :ティーエルエス
別名 :SSL/TLS
インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルの一つ。
現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。
TLSは公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数などのセキュリティ技術を組み合わせ、データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことができる。
OSI参照モデルではトランスポート層(第4層)にあたり、HTTPやFTPなどの上位のプロトコルを利用するアプリケーションソフトからは、特に意識することなく透過的に利用することができる。
TLS 1.0はNetscape Communications社が開発したSSL 3.0をもとに若干の改良が加えられたもので、RFC 2246としてIETFで標準化されている。
Transport Layer Security - Wikipedia
Transport Layer Security(トランスポート・レイヤー・セキュリティー、TLS)は、セキュリティーを要求される通信のためのプロトコルである。
また、当プロトコルを発表したIETFの作業部会の名前でもある。
歴史的な理由により、当プロトコルは、しばしば(特に区別する場合を除いて)Secure Sockets Layer (SSL) とも呼ばれている。
これは、TLSの元になったプロトコルがSSLだったことと、SSLという名称が広く普及していることによる。
TLSは、コネクション型のトランスポート層プロトコルの上位に位置し、通常はTCPをラッピングする形で利用される。
特にHTTPでの利用を意識して設計されているが、アプリケーション層の特定のプロトコルには依存しない。