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MTBF †
MTBF = Mean Time Between Failure 平均故障間隔
平均故障間隔(へいきんこしょうかんかく)とは、機械システムや情報システムなどにおける信頼性(Reliability)をあらわす指標となる数値。
英語のMean Time Between Failure(s)からMTBFと略される。
JIS Z 8115で規定されている。
概要
字義通り、故障から次の故障までの平均的な間隔を表している。
言い換えると連続稼動できる時間の平均値である。
つまり、MTBFの数値が大きいほど信頼性の高いシステムであるといえる。
また、故障率はこの値の逆数で、故障率 = 1 / MTBFとなる。
故障しても修理することで再使用できる修理系システムに用いられる語であり、修理できない非修理系システムの故障寿命をあらわすには平均故障時間 (Mean Time To Failure、略称:MTTF)が用いられる。
よく勘違いされることではあるが、MTBFは耐用寿命をあらわす指標としては有用ではない。
推定寿命や耐用年数を算出するには加速度試験(加速劣化試験)などに頼らねばならない。
算出方法
MTBF = システムの稼動時間 / 故障回数 で求めることができる。
●MTBF,MTTR,稼働率の計算法 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060920/248547/