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MSS †
MSS = Maximum Segment Size 最大セグメント長
Maximum Segment Size - Wikipedia
Maximum Segment Size(マキシマム・セグメント・サイズ、最大セグメント長)とは、TCPにおける1セグメントで転送可能なデータの最大長をさす。
略してMSSと呼ばれることが多い。
MSSの値はMTUと関連している。
MTUはIP層における、ヘッダを含めた最大長である。
MSSにTCPヘッダとIPヘッダを加えた長さがMTUに収まっていれば、分断化せずに転送できる。
標準的な長さは、TCPヘッダが20バイト、IPv4ヘッダが20バイトである。
このためMSSはMTUから40バイトを引いた値とすることが多い。
ただしIPv6ヘッダは40バイトとなるほか、TCPでもIPでもオプションがつくとヘッダ長が増加する可能性がある。