ネットワーク用語 > ベースバンド
ベースバンド = baseband 直流伝送方式
ベースバンド伝送
読み:ベースバンドでんそう
外語:baseband transmission 英語
Ethernetなどで使われている転送方式で、符号化したデータを変調せずにそのまま送受信する方式。
概要
すなわち、送るべき信号はそのままNRZなどの符号に置き換えて物理層に流される。
この方法では信号が多重化されないため、一本の回線では、同時に一つのデータしか転送できない。
そこでCSMA/CDなどの方式を利用する。
ベースバンド方式
べーすばんどほうしき 【ベースバンド方式】 baseband
デジタル信号を、そのまま通信する方式。
これに対して、デジタル信号をアナログ信号に変換して通信する方式をブロードバンドと呼ぶ。
ベースバンド伝送(ベースバンドでんそう、Baseband Transmission、基底帯域伝送)とは、信号を変調せずに伝送する方式である。
特徴
・ 回路規模が小さい。
・ 無線通信での伝送は難しい。(ただし、最古の無線機である火花式無線機やインパルス方式の超広帯域無線はベースバンド伝送である)
http://www006.upp.so-net.ne.jp/misa_s/exam/joho/network/01.html
Ⅰ.直流伝送方式(ベースバンド伝送方式)
- (1) 単流
・「0」を電圧なし、「1」を電圧ありで表現する信号方式。- (2) 複流
・「0」と「1」を電圧の極性の違いで表現する信号方式。- (3) RZ
・符号ビット時間長より短いパルスを送出し、
残りの間はパルスを送出しない電圧0の状態に戻る方式。- (4) NRZ
・符号ビット時間長の間ずっとパルスを送出し続け電圧0に戻らない方式。- (5) 複流NRZ-1
・「1」のときに、符号ビット時間の途中で電圧の極性を変えてパルスを送出する方式。- (6) バイポーラ
・「1」をパルスあり、「0」をパルスなしで表現し、
「1」のパルスありの極性を+と-と交互に変化させて送出する方式。