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ファブリック接続

Fabric topology

FC-SANの接続方法の一つ。
サーバーやストレージ等の機器をFCスイッチにつないで、放射線状に接続する。

ファブリックとは - SAN・ストレージ用語解説

ファブリックとは
英語表記は「Fabric」。
SANを構成するサーバとストレージを接続する方法の一つ。
「ファブリック接続」ともいう。
全ての機器はFCスイッチ(ファイバチャネルスイッチ)を介して接続される。

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SANのネットワーク形態は主に3つある。
 
FC-SANで最も多く利用されているのは「ファブリック」型だ。
ファイバ・チャネル・スイッチと各ノードをスター状に接続する。
各ノードが帯域幅を占有できるため、ノード数にかかわらず高速なデータ転送を実現できる。
 
ファブリック型は、一部のノードに接続障害が発生しても他の接続に影響を与えず、可用性が高い。
複数のスイッチをカスケード接続することで、大規模なSANにも対応する。
最大接続ノード数は、論理的には約1678万となっている。

●SANの3つの接続形態
ファイバ・チャネルの物理インタフェースには,データを送信する「トランスミッタ」とデータを受信する「レシーバ」をペアで持つポートが用意されている。
このポートを使って3通りの形態で接続可能

ファブリック型の応用として、「デュアルファブリック」という耐障害性の高い接続形態もある。
データ・アクセス経路を二重化し、片側のファイバ・チャネル・スイッチやケーブルに障害が発生しても、自動的にもう片方の経路に切り替えられる仕組みだ。
ファイバ・チャネル・スイッチの保守作業などを実施する際にも、デュアルファブリック構成ならサーバーからストレージ装置へのアクセスを止めずに済む。

dual_fabric_zu3.jpg
●SANの耐障害性を高めるデュアルファブリック構成
SANストレージへのアクセス経路を冗長化して,耐障害性を高めることが可能

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FC-SANには、ループトポロジ(アービトレーテッドループとも言う)とファブリックトポロジ(スイッチドファブリックとも言う)という2つの接続方式がある。
 
ファブリックトポロジは、SANのデータ伝送を仲介するスイッチを中心に構成する接続方式である。
ファブリックとは、スイッチが複数集まったことを指すが、スイッチが1台だけでもファブリックと言う。
この接続方式の特徴は、スイッチと各デバイスの間とのデータ伝送が他のデータ転送に妨げられることなく、帯域を占有できることにある。
そのため、パフォーマンスと安定性に非常に優れている。
ファブリックのポート数は、論理的に最大約1678万ポート(24bit)までサポートされる。

リンク

FC-SAN
ループ接続


添付ファイル: filedual_fabric_zu3.jpg 1070件 [詳細]

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Last-modified: 2013-10-15 (火) 00:38:10 (3985d)