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ネットワークアーキテクチャ = network architecture
architecture【名】
建築、建築術、建築様式、構造
《コ》アーキテクチャ、〔ハードウェアまたはソフトウェアの〕基本設計概念
ネットワークアーキテクチャー - ASCII.jpデジタル用語辞典
ネットワークにおいて必要な論理構造やプロトコルを体系的に定めたもの。
代表的なものにISOにより推奨されたOSI参照モデルなどがある。
コンピュータ,端末,通信ネットワークなどの要素からなる通信システムにおいて,各要素の接続条件や,要素間を通信する場合の約束(プロトコル)を体系的に定めたもの。1974年9月に,米IBMが体系的な標準通信方式としてSNAを発表して以来,大手コンピュータ・メーカーが相次いで独自のネットワーク・アーキテクチャを発表,それに基づいたハードウエアおよびソフトウエア製品を出荷している。ところがメーカーごとにアーキテクチャがバラバラなため,製品間に互換性がほとんどない。そこで,国際標準としてISO(国際標準化機構)のOSI(開放型システム間相互接続)モデルが提唱されている。
しかし,最近ではTCP/IPをベースとするインターネット標準の採用が目立っている。
ネットワーク・アーキテクチャとは?(第6回):ネットワーク技術講座
ネットワーク・アーキテクチャとは、ネットワークを設計する方法です。
具体的には、通信機能をグルーピングして、階層化します。
グループの例としては、通信回線を制御してデータを伝送するための機能、ネットワーク上でデータをあて先まで届ける機能、目的の通信サービス(ファイル転送、メール交換など)を提供する機能などです。
これらのグループ化した機能を積み木のように階層型に構成するのです。
その後、国際標準機関であるISO(International Organization for Standardization)によってネットワーク・アーキテクチャの検討がなされました。
そこでも、通信機能の階層化が採用されました。
このISOが標準化したネットワーク・アーキテクチャを、OSI(open systems interconnection)基本参照モデルと呼んでいます。