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オーバーヘッド

オーバーヘッド = overhead

オーバーヘッドとは、「余計な手間」のこと。

オーバーヘッド - Wikiepedia

オーバーヘッド(overhead)は、直訳すると「頭上」「頭上の」と言う意味になるが、転じて自分の頭よりも高いところや上空なども指す。
「間接費」と言う意味から転じたコンピュータ用語。

コンピュータ業界においては、よく「ある処理を行うために余分に(間接的に)掛かってしまうコスト」として用いられる。
 
このコストとは、主に処理時間である事が多い。例えば、とあるAと言う処理を単純に行った場合10秒掛かったとする。 しかし、安全性を考慮し付加的にBと言う処理を追加した結果、処理時間が15秒になったとしたら、この場合のオーバーヘッドは5秒であると言える。
 
また、この処理Bを改良し、B´と言う処理にした結果、処理時間が12秒になった場合、これは「オーバーヘッドが3秒短縮」されたと言える。 またこの時、「処理B´は処理Bよりオーバーヘッドが小さい」「処理Bは処理B´よりオーバーヘッドが大きい」といった言い方をする事もある。
 
ここから転じて、単に「余計な時間」「余計にしなければならない作業」といった意味合いで用いられる事がある。

オーバーヘッド - ASCII.jpデジタル用語辞典

おーばーへっど 【オーバーヘッド】 Overhead
 
何かを処理するとき、システムやプロトコルの処理の負荷。
サーバーやネットワーク機器などのハードウェアの処理能力や、OSなどのシステムソフトウェアの性能など、個々の性能によって、システム全体にかかる負荷に対して用いられる。
通信の場合、実際にデータを転送する時間に加えて、相手先の受信確認や再送信などの時間がかかる。
この余分な作業をオーバーヘッドという。
本来の処理に加えて、余分にかかる負荷のことを指す言葉で、オーバーヘッドはできるだけ小さいことが望ましい。


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Last-modified: 2017-05-25 (木) 14:26:28 (2528d)