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P2P

P2P = Peer to Peer

インターネット用語1分解説~P2Pとは~ - JPNIC

P2Pとはpeer-to-peerの略です。
インターネットにおいて一般的に用いられるクライアント・サーバ型モデルでは、 データを保持し提供するサーバとそれに対してデータを要求・ アクセスするクライアントという2つの立場が固定されているのに対し、 P2Pは各ピア(*1)がデータを保持し、 他のピアに対して対等にデータの提供および要求・ アクセスを行う自律分散型のネットワークモデルであり、 サーバまたはクライアントのそれぞれの立場に固定されることがありません。
 
P2Pの分類として、データの所在を一括保持するサーバを持つハイブリッドP2P、 そのようなサーバを持たないピュアP2P、 処理能力の高いノードが自発的にデータの所在を探索・保持するスーパーノード型P2Pがあります。
 
P2Pモデルで通信を行うファイル共有ソフトが、トラフィックを増加させたり、 自分が著作権を持たないファイルを違法に交換することに使われたり、 共有されているファイルなどを不用意に開いてしまい、 それが原因でウィルスなどに感染してしまった結果、 情報漏洩などを引き起こしてしまうなどといった負の影響がよく知られています。
その一方、サーバーへのトラフィックおよび負荷集中を避けられる、 単一障害点がない(ピュアP2Pの場合のみ)などの利点のため、 ファイル交換だけではなくVoIP (Voice over IP)、IM(Instant Messaging)、 グループウェアなどファイル交換を主としない用途でも使われています。
 
(*1)ピア (peer):対等の立場で通信を行うノード、または通信相手のことを指します。

P2P - ウィキペディア

ピアトゥピアまたはピアツーピア(英:peer to peer, peer-to-peer)とは、多数の端末間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは、通信技術の一分野を指す。
P2Pと略記することが多く、以下本記事においてもP2Pとする。
 
なお近年、特に匿名ユーザーによるインターネット上のファイル共有を目的に、P2P技術を応用して作成されたソフトウェアが社会的に注目を浴びている。
その特徴となる技術はP2P通信ネットワークのオーバーレイヤーとして別の名称が割り当てられるべきであるが、広くP2Pソフトウェアとよばれ認識されている現状があるため、とりあえずP2P共有として分離した。
 
また、無線通信で使われるモバイルアドホックネットワークも、P2Pの一種であるが、無線での通信可能距離を稼ぐという特有の使い方である。

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