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稼働率 = operating ratio
稼働率とは【operating ratio】 - IT用語辞典
稼働率 【operating ratio】
読み :かどうりつ
システムや装置が、ある期間の中で正常に稼動している時間の割合。
稼動が期待される全時間のうち、故障やメンテナンスで停止している時間を除いた実質の稼働時間の比率のことで、この値が高いほど可用性・信頼性の高いシステムであると言える。
例えば稼働率が99.999%のシステムは、1年間に9時間弱停止していることになる。
稼働率 かどうりつ
実績生産量を総生産能力で割ったもの。
総生産能力は実際に維持可能な最大限の生産量。
コンピューターについては運転時間を生産量として計算する。
稼働率
可用性の数値としての表現は稼働率(かどうりつ)と呼ばれ、修理可能な系・機器・部品などが、ある特定の瞬間に機能を維持している確率(瞬間稼働率)、または規定の時間で機能を維持している確率(平均稼働率)のこと。
略号はA。
稼働率Aと動作可能時間(MTBF)、動作不能時間(MTTR)の関係は以下のようになる。
A = MTBF / (MTBF + MTTR)
稼働率 | 動作不能時間 |
99.9999% | 32秒 |
99.999% | 5分15秒 |
99.99% | 52分34秒 |
99.9% | 8時間46分 |
99% | 3日15時間36分 |
●MTBF,MTTR,稼働率の計算法 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060920/248547/
http://www.pursue.ne.jp/jouhousyo/sysad/sysad0061.htm