ネットワーク用語 > サブネットマスク
サブネットマスク = subnet mask
サブネットマスクとは【subnet mask】(ネットマスク) - IT用語辞典
サブネットマスク 【subnet mask】(ネットマスク)
別名 :net mask
インターネットのような巨大なTCP/IPネットワークは、複数の小さなネットワーク(サブネット)に分割されて管理されるが、ネットワーク内の住所にあたるIPアドレスのうち、何ビットをネットワークを識別するためのネットワークアドレスに使用するかを定義する32ビットの数値。
ネットワークアドレス以外の部分が、ネットワーク内の個々のコンピュータを識別するホストアドレスである。
サブネットマスク値からIPアドレスとビットの論理積を計算することによって、IPアドレスのネットワークアドレス部を取得できる。
例えば、サブネットマスクが2進数で 11111111 11111111 11111111 00000000 ならば、IPアドレスのうち上位24ビットがネットワークアドレス、下位8ビットがホストアドレスである。
111.18.10.2というIPアドレスを255.255.240.0というサブネットマスク値を使って分割すると、このIPアドレスは、111.18.0というネットワーク上の、ホストアドレス10.2のホストという意味になる。
サブネットマスクとは、IPアドレスのうちネットワークアドレスとホストアドレスを識別するための数値。
IPv4の場合は32ビット、IPv6の場合は128ビットの数値になる。
10進数又は16進数で表記する。
10進数表記の場合は8ビット毎に.(ドット)で区切り、16進数の場合は区切らずに、先頭に0xを付加し16進数表記であることを示す。
10進数表記はパソコンや小型のネットワーク機器、16進数表記は大型のネットワーク機器や古いネットワーク機器で使用される事が多い。
巨大なTCP/IPネットワーク(インターネットなど)は、多数のネットワーク(サブネット)に分けて管理される。
ネットワークアドレスは、これらのネットワークを識別するためのアドレスである。
各ネットワーク(インターネット・サービス・プロバイダなど)に決まった範囲が割り当てられている。
日本では日本ネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) によって、ネットワークアドレスが一意になるよう管理されている。
通常はプライベートIPアドレスを指定する。
クラスCの192.168.n.nで始まるアドレスを多く使用する。
IPアドレスのうち、ネットワークアドレス部分以外を指す。
個々のネットワーク内においてホストを定義する部分。
定められたネットワークアドレスから外れなければ、どのホストアドレスもネットワーク内で自由に利用できる。
IPアドレスの柔軟な割り当てを実現するサブネットマスク
http://ascii.jp/elem/000/000/414/414751/
Lesson3:2種類のブロードキャストとサブネット・マスクを理解しよう
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070808/279348/