[[ネットワーク用語]] > クラスフルアドレス

* クラスフルアドレス [#ub7f91ae]

クラスフルアドレス = classful address

[[「クラスフル」とは:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10009397/]]
>クラスフル
classfull
 
クラス単位でIPアドレス(IPv4)を割り当てる方法。
&color(red){クラス単位でIPアドレス(IPv4)を割り当てる方法。};
クラスは,IPアドレスのネットワーク部の長さにより数種類あり,8ビットのクラスA,16ビットの同B,そして24ビットの同Cなどがある。
クラスの概念にとらわれないクラスレスな[[CIDR]](classless inter-domain routing)が登場したため,反対語としてクラスフルと呼ばれるようになった。
クラスレスIPアドレスは,各事業者のインターネット接続サービスで一般的に使われるようになっている。
ネットワーク部を28ビットや29ビットにしてホスト数を16個や8個に限定している。 

[[クラスフルアドレスとは?>http://ping-t.com/modules/forum/index.php?topic_id=575]]
>クラスフルアドレスとは、[[サブネット]]を使用しないアドレスであること。
>&color(red){クラスフルアドレスとは、[[サブネット]]を使用しないアドレスであること。};
 
例えば、
IPアドレス10.1.1.1(クラスA)の場合→network 10.0.0.0
IPアドレス172.16.1.1(クラスB)の場合→network 172.16.0.0
IPアドレス192.168.1.1(クラスC)の場合→network 192.168.1.0 

[[JPNIC用語集-か>http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ka.html]]
>クラスフルアドレス
 
IPv4 アドレスの先頭オクテットの値により固定的にネットワークアドレスのプリフィクス長を定めて解釈する、初期の方法によるIPアドレスです。
IPv4 アドレスの&color(red){先頭オクテットの値により固定的にネットワークアドレスのプリフィクス長を定めて解釈する、初期の方法によるIPアドレス};です。
class A は第一オクテットが 1~127 でプリフィクス長は /8 、
class B は第一オクテットが 128~191でプリフィクス長は/16、
class C は 第一オクテットが 192~223 でプリフィクス長は /24 です。

[[レイヤ3 クラスフルアドレッシング - 3 Minutes Networking>http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/3min/22.html]]
>IPアドレスは以下のような形だ。
 10101100.00000101.00100010.00001011
 172.5.34.11
 ネットワーク番号 ホスト番号
 
32ビットで 4つのオクテットに分かれている、と。
その32ビットは、ネットワーク番号とホスト番号の2つから成る。
順序もネットワーク、ホストの順番だ。 

|BGCOLOR(#FFFFcc): クラス |BGCOLOR(#FFFFcc): 第1オクテット |BGCOLOR(#FFFFcc): 第2オクテット |BGCOLOR(#FFFFcc): 第3オクテット |BGCOLOR(#FFFFcc): 第4オクテット |
|BGCOLOR(#FF99FF):  A |BGCOLOR(#ccFFcc): ネットワーク番号	|>|>| ホスト番号 |
|BGCOLOR(#FF99FF):  B |>|BGCOLOR(#ccFFcc): ネットワーク番号 |>| ホスト番号 |
|BGCOLOR(#FF99FF):  C |>|>|BGCOLOR(#ccFFcc): ネットワーク番号 | ホスト番号 |
|BGCOLOR(#FF9999):  D |>|>|>| マルチキャスト用 |
|BGCOLOR(#FF9999):  E |>|>|>| 研究用 |

>クラスAは最初の8ビット、つまり最初のオクテットがネットワーク番号で、残りがホスト番号だ。
クラスBは、16ビットと16ビット。クラスCは24ビットと8ビットになる。
クラスDとEは特別なアドレスで、商用に割り当てられない。

>5つのクラスは、最初のオクテットの先頭の何ビットかで判別する。 
>&color(red){5つのクラスは、最初のオクテットの先頭の何ビットかで判別する。};

| クラス |>|>|>|>| 第1オクテット | 10進数で表記した場合 |h
| A | 0 |>|>|>| | 0.x.x.x ~127.x.x.x |
| B | 1 | 0 |>|>| | 128.x.x.x ~191.x.x.x |
| C | 1 | 1 | 0 |>| | 192.x.x.x ~223.x.x.x |
| D | 1 | 1 | 1 | 0 | | 224.x.x.x ~239.x.x.x |
| E | 1 | 1 | 1 | 1 | | 240.x.x.x ~255.x.x.x |

>例えば、IPアドレス32ビットの先頭ビットと2ビット目が「10」ならばそれはクラスBなのだよ。
この場合、クラスBの範囲は、
「10000000000000000000000000000000」から
「10111111111111111111111111111111」の
「128.0.0.0~191.255.255.255」になる。

>IPアドレスを見れば、そのクラスがわかるんですね。
例えば、「10.1.1.1」なら、
「00001010000000010000000100000001」だから、
先頭ビットが「0」なのでクラスAと。 

[[グローバルIPアドレスクラス(Global IP address classes) - technotype>http://www.technotype.net/tutorial/tutorial.php?fileId=%7BNetwork%7D&sectionId=%7Bglobal-ip-address%7D]]
>インターネット上に無数に存在するネットワークは、それぞれ規模が異なります。
そこでネットワークの規模や目的に合わせて、ネットワーク部とホスト部の大きさを調整したフォーマットが幾つか規定されています。
このフォーマットをクラス(class)と言います。
クラスのネットワーク部とホスト部の境界は識別ビットパターンで判断できます。
このようにフォーマットのネットワーク部とホスト部の境界が固定された形式を固定境界方式、またはクラスフル(Classfull)と言います。
クラスは全部で5つ用意されています。

| Class | IP address | Default mask | Descritioon |h
| A | 1.0.0.0 - 127.255.255.255 | 255.0.0.0 | 大規模ネットワーク用 (16777214台) |
| B | 128.0.0.0 - 191.255.255.255 | 255.255.0.0 | 中規模ネットワーク用 (65534台) |
| C | 192.0.0.0 - 223.255.255.255 | 255.255.255.0 | 小規模ネットワーク用 (254台) |
| D | 224.0.0.0 - 239.255.255.255 | - | マルチキャスト用 |
| E | 240.0.0.0 - 247.255.255.255 | - | 実験用 |

CENTER:&ref(NETIPGlobalIPAddress.jpg);

>このようなクラスフル方式はアドレス空間の利用効率が低いため、 現在は[[CIDR]]のようなクラスレス(Classless)方式が使われています。

** リンク [#o181f778]
[[クラスレスアドレス]]

ネットワーク部とホスト部の境界、クラスフルとクラスレス- @IT自分戦略研究所
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/ccnatai09/ccnatai01.html

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