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[[ネットワーク用語]] > RTCP

* RTCP [#z4b17b08]

Real-time Transport Control Protocol

RTCP(Real-time Transport Control Protocol)は、[[RTP]]のサブセットで、RTPを利用する際にセッション状態を制御し監視するプロトコルである。
RTPセッションではRTP用とRTCP用の二つのポート番号が用いられ、送受信を合わせて四つのポート番号を利用することになる。


[[RTCPとは 【 RTP Control Protocol 】 - IT用語辞典>http://e-words.jp/w/RTCP.html]]
>アールティーシーピー
RTCP 【 RTP Control Protocol 】
  
[[RTP]]と組み合わせて使う、データのフロー(送受信)制御および送信者と受信者の情報を記述するための仕様。
 
RTPは、音声や動画などのデータストリームをリアルタイムに配送するためのデータ転送プロトコルであり、RTCPはRTPでデータを送受信するためのセッションを制御するプロトコルである。
 
データストリームの受信者がRTCPパケットを定期的に送信することで、送信者の伝送レート等の調整を行う。
RTCPはIPマルチキャストを用いた音声や動画通信を行う様々なアプリケーションに実装されている。


[[RTCP - ウィキペディア>http://ja.wikipedia.org/wiki/Real-time_Transport_Control_Protocol]]
>Real-time Transport Control Protocol(RTCP)は[[RTP]]と兄弟関係にあるプロトコルである。RTCPはRFC 3550で定義される(そのため古いバージョンのRFC 1889は廃止された)。
 
RTCPはRTPのフロー制御をするときの制御情報を提供する。
RTCPは、RTPと組み合わせることでマルチメディアデータを送受信できるが、RTCP自体はデータを転送することはできない。
定期的に制御パケットを送ってストリーミング・マルチメディア・セッションに参加する。
RTCPの一番重要な機能はRTPによって提供されるQuality of Serviceのフィードバックを提供することである。
 
RTCPは、メディア接続時に、送信バイト数、送信パケット数、ロスパケット数、ジッター、フィードバック情報、ラウンドトリップタイムといった統計情報を集める。
アプリケーションによってはこういった情報をサービス品質の向上、速度を制限した転送、異なるコーデックの使用といったことに使うかもしれない。
 
RTCPのパケットの種類にはいくつかあり、それは、送信者レポートパケット、受信者レポートパケット、送信元記述パケット、退去メッセージパケット、アプリケーション定義パケットなどである。
 
RTCPはそれ自体はどんな暗号化も認証手段も提供しない。
SRTCP プロトコルがその目的を果たす可能性がある。


** リンク [#z55e3506]
[[RTP]]
[[IP電話]]



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