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RTCP

Real-time Transport Control Protocol

RTCP(Real-time Transport Control Protocol)は、RTPのサブセットで、RTPを利用する際にセッション状態を制御し監視するプロトコルである。
RTPセッションではRTP用とRTCP用の二つのポート番号が用いられ、送受信を合わせて四つのポート番号を利用することになる。

RTCP - ウィキペディア

Real-time Transport Control Protocol(RTCP)はRTPと兄弟関係にあるプロトコルである。RTCPはRFC 3550で定義される(そのため古いバージョンのRFC 1889は廃止された)。
 
RTCPはRTPのフロー制御をするときの制御情報を提供する。
RTCPは、RTPと組み合わせることでマルチメディアデータを送受信できるが、RTCP自体はデータを転送することはできない。
定期的に制御パケットを送ってストリーミング・マルチメディア・セッションに参加する。
RTCPの一番重要な機能はRTPによって提供されるQuality of Serviceのフィードバックを提供することである。
 
RTCPは、メディア接続時に、送信バイト数、送信パケット数、ロスパケット数、ジッター、フィードバック情報、ラウンドトリップタイムといった統計情報を集める。
アプリケーションによってはこういった情報をサービス品質の向上、速度を制限した転送、異なるコーデックの使用といったことに使うかもしれない。
 
RTCPのパケットの種類にはいくつかあり、それは、送信者レポートパケット、受信者レポートパケット、送信元記述パケット、退去メッセージパケット、アプリケーション定義パケットなどである。
 
RTCPはそれ自体はどんな暗号化も認証手段も提供しない。
SRTCP プロトコルがその目的を果たす可能性がある。

リンク

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Last-modified: 2017-05-25 (木) 15:43:22 (2527d)