[[ネットワーク用語]] > CUPS * CUPS [#gc82c071] CUPS = Common Unix Printing System [[CUPS とは - Linuxキーワード:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20070720/277974/]] >カップス CUPSとは Common Unix Printing System CUPSは,Mac OSやLinuxを含むUNIX系OSの印刷システムで中核を成すサービスです。 印刷データを管理します。 図1が,Linuxの一般的な印刷システムです。 CUPSは,アプリケーションから受け取った印刷データをいったん保存し,スケジューリングを行います。 そして,受け取った印刷データをGhostscript(ゴーストスクリプト)と呼ばれるソフトウエアに,プリンタの機種依存情報や設定情報と一緒に渡します。 Ghostscriptは,印刷データと設定情報に基づいて,プリンタの描画命令に変換して,ドライバにデータを渡します。 CUPSが参照する機種依存情報は,通常PPDと呼ばれるファイルに記述されます。 また,CUPS側の設定情報は,ドライバの持つフロントエンド・ツールか,CUPSが持つ設定用のWebページで指定します(写真1)。 CUPSは,通常デーモンとして稼働されます。 ラン・レベルごとに自動起動されるか否かは,次のコマンドで確認できます。 $ chkconfig --list cups >自動起動されていない場合は,管理者権限で # chkconfig cups on >を実行すれば,自動実行を設定できます。 CUPSは,オープンソース・ソフトとして公開されています。 ただし,米Apple社は2007年7月17日,CUPSの開発者からCUPSのソース・コードの著作権を獲得したと発表しています。 (参考記事「アップル,UNIX向け印刷システム『CUPS』を買収 」) ** リンク [#g1d07147] [[IPP]] [[LPR]]