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[[ネットワーク用語]] > 6rd * 6rd [#n3e9018a] 6rd = IPv6 Rapid Deployment [[インターネット用語1分解説~6rdとは~>http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/6rd.html]] >6rd(IPv6 Rapid Deployment)とは、 IPv6 over IPv4通信を実現する[[トンネリング]]技術の一つで、 IPv4とIPv6を共存させる時に利用されます。 6rdは、IPv4ネットワーク上のトンネル技術を使用し、 エンドユーザー等へIPv6ネットワークを提供します。 2010年1月には、RFC5569として標準化されました。 6rdは、RFC3056で標準化されているIPv6/IPv4トンネリング技術である、 6to4を土台として設計されています。 6to4では、2002::/16のIPv6アドレスしか利用できないという制約があったのに対し、 6rdでは、ISPや組織ごとに割り振られたIPv6アドレスを利用することが可能となっています。 [[6rd とは - Networkキーワード:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20100420/347287/]] >シックスアールディー IPv6 rapid deployment 「6rd(IPv6 rapid deployment)」とは、IPv6接続を実現する方式の一つ。 IPv4ネットワークの上にIPv6パケットを流すトンネリング技術で、インターネットの標準化組織であるIETFで仕様策定が進んでいる。 ユーザー宅内に設置した6rd対応のネットワーク機器(CPE:Customer Premises Equipment)と、プロバイダーのネットワークに設置した6rd対応リレールーター(6rd Border Relay)の間にトンネルを形成し、IPv6パケットを転送する。 エンドユーザー宅内と、アクセス先のサーバーなどが置いてあるネットワークはIPv6 に対応しているが、プロバイダー側にはIPv4ネットワークが残っている環境を想定した技術である(図)。 IPv6 over IPv4トンネリング技術はほかにもあるが、6rdは実装が比較的容易で、コスト負担が小さいといわれる。 具体的に、 (1)既存のIPv4ネットワークに大きな変更を加えず、リレールーターを追加するだけでIPv6接続を実現できる、 (2)他のトンネル方式に比べてユーザーを収容する際の効率が良い、 (3)6rdではIPv4アドレスからIPv6アドレスを生成するため、新たなアドレス配布システムが必要ない、 (4)リレールーターはプロバイダーごとに異なるIPv6プレフィックス(アドレスの一部)を配布するため、経路を制御しやすい ──というメリットがある。 CENTER:&ref(100421kw.jpg); >6rdの仕組み。6rdに対応したブロードバンドルーターなど(CPE)にIPv4アドレスを割り当てると、自動的にIPv6アドレスが決まる ** リンク [#h0ae7566] 6rdを理解する:ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110530/360806/