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[[ネットワーク用語]] > SAN
* SAN [#m56927b6]
SAN = Storage Area Network
[[ストレージエリアネットワーク - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF]]
>ストレージエリアネットワーク(Storage Area Network,SAN, 「サン」と発音)は、ハードディスク装置や磁気テープ装置などのストレージと、サーバなどのコンピュータを、ファイバチャネルなどのシリアルSCSIプロトコルを用いてネットワーク化したシステムである。膨大な量のデータファイルを保存・活用・一括管理するために使用される。
コンピュータネットワークとしては、TCP/IPを用いたインターネットやLANが身近であるが、SANは、これらTCP/IPネットワークとは独立に構築される。通常SANは、企業や大学のマシン室内で実現されるものであり、一般の人が目にする機会は少ない。
[[SAN(Storage Area Network)の長所と短所>http://www.too.com/df/xsan/san.html]]
>SAN
Storage Area Network
ストレージ専用の高速ネットワーク
DAS/NASと同様に語られますが、&color(red){SANはストレージ自体の名前ではなくストレージ専用のネットワークの名称};です。
DASの高速性と、NASの柔軟性をもっており、ファイバーチャネルを用いてサーバからストレージへ高速なアクセス(転送)が可能です。
さらにSAN環境でSANファイルシステムを利用することにより、複数のサーバが同時に同一のボリュームへアクセスすることが可能になります。
-長所
+ ブロックデータ転送が可能なので高速なデータのやり取りが可能です。
+ SANファイルシステムを構成するすべてのシステムは同じボリュームに同時にアクセスできます。
+ ストレージを集中管理することが可能です。
+ 冗長性を持たせることによって、障害に対して強いシステムです。
-短所
+ 専用のネットワークを敷設する必要があるため、導入コストは他に比べて高めです。
+ 導入時にはプランニングプロセスが必要です。
CENTER:&ref(san.jpg);
>http://www.too.com/df/xsan/san.html
CENTER:&ref(san02.gif);
>http://storage-system.fujitsu.com/jp/lib-f/tech/beginner/san/
''DASからSANへ''
ITシステムの導入が進むにつれ、業務システムごとにサーバが立ち上げられ、そのサーバにはストレージがぶら下がります。このようなサーバとストレージが1:1の状態をDAS(Direct Attached Storage)といいます。DASの状態では、情報量増加への対応やバックアップなど、運用管理が大きな負荷となっていきました。
そこで、考えられたのがストレージ専用ネットワーク「SAN」です。それまで1:1だったサーバとストレージの関係を、専用ネットワークでストレージをまとめることで、n:1に(ストレージが1、あるいは1に近い数)を実現しようとしたのです。
ストレージを1台(あるいは1台に近い数)にまとめることで、未使用分のストレージ容量を抑えることができ、コスト削減になります。管理する台数も減りますので、バックアップなどの運用も楽になります。
** リンク [#g69d203c]
[[FC-SAN]]
[[IP-SAN]]
[[NAS]]