- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- RTO へ行く。
[[ネットワーク用語]] > RTO
RTO = Recovery Time Objective = 復旧時間目標
障害が発生してから&color(red){システムが復旧するまでの時間};を表す指標。
[[RTO(recovery time objective) - @IT情報マネジメント用語事典>http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/rto.html]]
>''RTO (recovery time objective)''
復旧時間目標 / 目標復旧時間 / リカバリタイム目標
> [[事業継続マネジメント>BCM]]やディザスタ・リカバリなどで用いられる指標で、災害や障害による業務/情報システムの停止から、定められたレベルにサービスが復旧するまでに必要となる経過時間のこと。
> [[事業継続計画>BCP]]においては、災害や事故で停止した業務が何らかの方法で再開するまでの目標時間である。災害による業務停止が長引いた場合のダメージを、手元にある在庫資源や財務上の余力、市場シェアやブランド価値、顧客や取り引き先などのステークホルダーへの影響などを考慮して、各業務で経過時間ごとのビジネスインパクト分析を行うと、操業停止が許される時間的限界が見えてくる。これを目安にRTOを設定し、想定される被害と代替リソースを踏まえて検討すると、再開すべき業務や活動の優先順位が明確になる。
> ディザスタ・リカバリやストレージ・サービス、バックアップ業務の指標としては、システムダウンから再稼働までに見込まれる復旧の所要時間をいう。バックアップ・データからのリストアにおいてはその作業時間がRTOとなるが、バックアップ・デバイスの転送速度や並列度、リストア対象となるデータ・サイズなどによって変わってくる。一般にバックアップ作業時の利便性・効率性を重視したバックアップ・ツールは、リストアに時間が掛かる。
> ダウンコスト(システムダウンに伴う損失)が大きい重要なシステムではRTOの時間短縮が求められるが、その場合、リカバリコスト(システム復旧を迅速に行うためのリカバリシステムの構築・運用費用)は大きくなる。障害発生時のRTO最短化技術としては、代替システムやバックアップ・サイトを用意し、自動的に切り替えを行うフェイルオーバー、ホットスタンバイがある。
[[RTO(目標復旧時間) | | BCM Navi 用語集>http://www.newton-consulting.co.jp/bcmnavi/glossary/rto.htm]]
>''目標復旧時間(RTO)の定義''
目標復旧時間(RTO)とは、事業が中断した際に、&color(red){「いつまでに事業を復旧するか」};という目標時間を表す指標で、[[BCP]]策定時に用います。
復旧目標をいつに設定するのかは、提供する製品やサービスの公共性の高さなどの事業の性質、契約条件などの顧客要件や仕入先との関係により異なります。
* リンク [#f01869db]
[[RPO]]
[[BCM]]
[[BCP]]