[[さくらのVPS]]

#contents

CentOSをインストールしたら、まずユーザーの設定を行います。

*rootのパスワード変更 [#d7c668e4]
http://musilog.net/webdesign/my-works/sakura-vps-web-instal.php

 # passwd
 Changing password for user root.
 New UNIX password: → rootのパスワードを入れる
 Retype new UNIX password: → rootのパスワードを再度入れる
 passwd: all authentication tokens updated successfully.

* 作業ユーザーの追加 [#o27a2ce2]
- 作業用アカウントを「useradd」コマンドで追加します。
- ここでは「sakura」という作業用アカウントを追加してみます。

 # useradd sakura

** 作業用アカウントのパスワード設定 [#vceffcb9]
- ここでは「hogehoge」というパスワードを設定してみます。

 # passwd sakura
 Changing password for user sakura.
 New UNIX password: → sakuraのパスワードを入れる
 Retype new UNIX password: → sakuraのパスワードを再度入れる
 passwd: all authentication tokens updated successfully.

** 作業ユーザーにコマンドのパスを追加 [#j0e1fa43]
- 初期設定のユーザーはコマンドのパスが通っていないため、パスを通します。

 $ vi .bash_profile
↓
PATH=$PATH:$HOME/binの下に
 PATH=$PATH:/sbin
 PATH=$PATH:/usr/sbin
 PATH=$PATH:/usr/local/sbin
以上を付け加えます。

 $ source ~/.bash_profile
このコマンドで変更を反映させます。
(いったんログアウトして再度ログインする?)

* 作業ユーザーのグループ追加 [#ead77733]
- 作業用アカウントを「wheel」グループに追加

 # usermod -G wheel sakura

- groupsコマンドで、作業ユーザーの所属グループを確認する。

 # groups sakura
 sakura : sakura wheel

** wheelグループの「su」コマンド使用許可 [#p66f6c89]
 # vi /etc/pam.d/su

- コメントアウト(#)を外す

 #auth           required        pam_wheel.so use_uid
↓
 auth           required        pam_wheel.so use_uid

(参考)
http://www.usupi.org/sysad/104.html
>wheel グループのひとだけ、 su コマンドで root になれるようにする方法

*** 「wheel」グループとは? [#jda82c9d]
ユーザーが所属するグループには、自分でいろいろ名前を付けられますが、「wheel」という名前のグループは、歴史的に特別な意味を持たせているグループ名だそうです。

(参考)http://x68000.q-e-d.net/~68user/unix/pickup?%2Fetc%2Fgroup

* 作業ユーザーの sudo 許可(=visudoの編集) [#wd0a2712]
 # visudo

-コメントアウト(#)を外す

 ## Allows people in group wheel to run all commands
 #%wheel  ALL=(ALL)       ALL←コメントアウト(#)を外す
↓
 %wheel  ALL=(ALL)       ALL

- ※パスワードなしで同じことをするなら、こちらをコメントアウト

 ## Same thing without a password
 # %wheel        ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL

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