ネットワーク用語 > SYN
SYN = SYNchronize
SYNパケット
読み:シン・パケット
外語:SYN packet 英語
TCPのパケットで、SYNフラグを1にしたもの。
TCPで通信を行なう場合は、まずこのSYNパケットを相手に送ることから始める
SYNパケットとは【SYN packet】 - IT用語辞典
SYNパケット 【SYN packet】
読み :シンパケット
TCPで接続を確立する際にクライアントからサーバに送られるパケット。
TCPヘッダの制御フラグでSYNフィールドがセットされたパケットのこと。
TCPでは、まずクライアントがサーバにSYNパケットを送り、サーバがクライアントにSYN/ACKパケット(ACKフラグとSYNフラグをセットしたパケット)を返信し、最後にクライアントがサーバにACKパケット(ACKフラグをセットしたパケット)を送ることで接続が確立する。
このように三段階で接続を確立することを「スリーウェイハンドシェイク」(3-way handshake)という。
TCPヘッダーの制御ビットの一つ。
TCPコネクションを確立するときに用いる。
送信元および相手先はともにSYNフラグを立てた状態でTCPセグメントをやり取りする。
TCPコネクションが確立した後は,SYNフラグはセットされない。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan015/baswinlan015_02.html
「SYNフラグ」フィールド:1bit幅
TCP接続を要求する場合は、この「SYN(synchronize)フラグ」をセットしたパケットを送信する。これによって、TCP接続のオープン処理が開始される。TCPは双方向通信路なので、双方から送信されるそれぞれの最初の接続要求パケットにはこのSYNフラグがセットされている。だが2番目以降のパケットにはセットされていない。
Synchronizeとは「同期する」という意味であるが、TCP接続の確立に伴い、双方のシーケンス番号とACK番号を同期させるということからこう呼ばれている。SYNフラグをがセットされたパケットを受信した場合、自身のACK番号を受信したシーケンス番号に同期させる。これにより、以後の通信ための準備が整う。