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VRRP

VRRP = Virtual Router Redundancy Protocol 仮想ルータ冗長プロトコル

VRRPとは【Virtual Router Redundancy Protocol】 - IT用語辞典

VRRP 【Virtual Router Redundancy Protocol】
読み :ブイアールアールピー
 
ルータの多重化を行うためのプロトコル
VRRPに対応した複数のルータを1つのグループに所属させ、通常はそのうち1つのルータが通信を行うが、そのルータが障害を起こした時に同グループに属するルータが自動的に通信を受け継ぐ。
同一グループで通信を行うルータは1台に限られるが、1つのルータが複数のグループに所属することもできるため、設定によって負荷分散を同時に実現することも可能。

Virtual Router Redundancy Protocol - Wikipedia

Virtual Router Redundancy Protocol(仮想ルータ冗長プロトコル・以下VRRPと略す)はインターネット上でのルーターの冗長化をサポートするプロトコル

概要
VRRPを使えば、「マスター・ルーター」と呼ばれる実際に稼動しているルーターに障害が発生した場合、直ちに「バックアップ・ルーター」と呼ばれる常時スタンバイさせている予備のルーターへ自動的に切り替えられて処理を引き継げるようになる。
VRRPは、同じLANにつながる数台のルーターを仮想的に1台の仮想的ルーターとして扱えるようにする。

IPアドレス
仮想ルーターには共通で使える1つのIPアドレスを持ち、マスター・ルーターと同じにするか、べつのIPアドレスにするかは選択できる。
しかし、仮想ルーターのIPアドレスをマスター・ルーターと同じにすると、マスター・ルーターの異常時にはtelnet等での接続が出来なくなるので、別にしたほうが利便性は増す。
別にした場合は、IPアドレスが物理ルーターの2台分+仮想ルーター1台分の3つが使われる

リンク

ARP
GARP

VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)の概要
http://www.n-study.com/network/2008/08/vrrpvirtual_router_redundancy.html


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