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RARP = Reverse Address Resolution Protocol 逆アドレス解決プロトコル
Reverse address resolution protocol - Wikipedia
Reverse address resolution protocol(逆アドレス解決プロトコル、略称:RARP)は、機器の物理アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを取得するためのプロトコルである。
機器は自らのMACアドレスをブロードキャストし(RARPリクエスト)、それに対してRARPサーバが応答してIPアドレスを配布する。
リンク層に属する。
主に、上位プロトコルであるDHCPやBOOTPに於いて、自らのIPアドレスを得るためにRARPが用いられる。
簡単に言えばARPの逆ということになるが、ARPと違い実装にするには非常に困難な技術である。
そのためより多くの情報を提供するBOOTPが現在の主流である。
RARPとは【Reverse Address Resolution Protocol】 - IT用語辞典
RARP 【Reverse Address Resolution Protocol】
読み :ラープ
TCP/IPネットワークにおいて、Ethernetの物理アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを求めるのに使われるプロトコル。
IPアドレスを元に物理アドレスを求めるのはARP。
RARP
ラープ / Reverse ARP
自身のIPアドレスをMACアドレスから求めるためのプロトコル。
外部記憶装置を持たないデバイスがネットワークに接続した際に、IPアドレスを問い合わせるために使用する。
デバイスはIPアドレスを求めるため、自身のMACアドレスを入れたRARPリクエストをネットワーク内にブロードキャストする。
これを受け取ったRARPサーバは送信元のMACアドレスを参照して、割り当てられたIPアドレスを返す。
RARPの問題は、RARPサーバにあらかじめMACアドレスを登録されたIPアドレスしか対応できず、ゲートウェイアドレスやサブネットマスクなどの情報も得られない点だ。
さらに、同一ドメイン内に対してブロードキャストするだけなので、RARPサーバがルータを越えた別ドメインにある場合はリクエストへの返信すら得られない。
こうした問題から、現在はBOOTPやDHCPなどの自動構成プロトコルで同機能を代替しているのがほとんどだ。http://net-juku.org/tcpip/tcpip80.html
RARPサーバが、RARP要求の送信元に、割り当てるIPアドレスが書き込んだパケットを送信する