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DHCP = Dynamic Host Configuration Protocol
Dynamic Host Configuration Protocol - Wikipedia
Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル、DHCP)とは、コンピュータがネットワーク接続する際に必要な情報を自動的に割り当てるプロトコルのことをいう。
身近なものでは、ケーブルテレビや公衆無線LAN等でインターネットサービスプロバイダ (ISP) に接続する場合なども、DHCPを利用してIPアドレスを始めとするネットワーク設定を自動的に行うのが一般的である。
一方、ADSLやFTTHでは、PPPoEにより設定を行うのが一般的だが、LAN型のネットワーク構成をとりDHCPを用いているISPも一部に存在する。
なお、ダイアルアップ接続におけるIPアドレス自動付与はPPPによるもので、DHCPとは異なる技術である。
自動設定できる情報の例
DHCP を使うことによって、つぎのような情報を自動設定することができる。
いずれも、クライアントとサーバの双方が対応している必要がある。
- ホスト名
- IPアドレス・サブネットマスク
- デフォルトルート(ゲートウェイ)
- DNSサーバ・DNSドメイン名
- NISサーバ・NISドメイン名
- プリンタサーバ
- NTPサーバ
原理
DHCPサーバ側で、あらかじめDHCPクライアント用にIPアドレスをいくつか用意しておき(アドレスプール)、DHCPクライアントの要求に応じて、この中から一つのアドレスを割り当てる(リースと呼ばれる)。
DHCPとは【Dynamic Host Configuration Protocol】 - IT用語辞典
DHCP 【Dynamic Host Configuration Protocol】
読み :ディーエイチシーピー
インターネットなどのネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。
ネットワーク設定を手動で行わなくてもすぐに適切な設定で接続することができ、ネットワークの設定に詳しくないユーザでも簡単に接続できる。
また、ネットワーク管理者は多くのクライアントを容易に一元管理することができる。
DHCPで設定情報を提供する機能を持ったコンピュータやネットワーク機器をDHCPサーバという。
これにはゲートウェイサーバやDNSサーバのIPアドレスや、サブネットマスク、クライアントに割り当ててもよいIPアドレスの範囲など、ネットワークに接続するために必要な情報が設定されており、ネットワークに接続したばかりのコンピュータにこれらの情報を提供する。
接続していたコンピュータが通信を切断すると、自動的にアドレスなどを回収して、新たに接続してきた他のコンピュータに割り当てる。
企業のネットワークなどではサーバコンピュータが他のネットワーク管理機能などと共にDHCPサーバとして稼動している場合が多く、家庭のインターネット接続環境ではブロードバンドルータなどがDHCPサーバ機能を内蔵している場合が多い。
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epdns/dvlop/dhcp/explain.html