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ACK = ACKnowledgement
ACKとは【ACKnowledgement】(肯定応答) - IT用語辞典
ACK 【ACKnowledgement】(肯定応答)
読み :アック
データ伝送で、受信側から送信側へ送られる肯定的な返事。
データ転送が正常に終了したときなどに、そのことを送信側に知らせるために送られる。
「一部のデータだけ正しく受け取った」という意味を持つ「Selective ACK(s)」という信号もあり、通信に失敗したデータだけの再送信を要求する際に使用される。
データを正常に受信できなかった時などに、そのことを知らせるために送られる信号は“NACK”あるいは“NAK”(Negative ACKnowledgement:否定応答)という。
TCPヘッダーの制御ビットの一つ。
TCPにおいて,相手先にTCPセグメントを受信したことを伝えるためのビット。
通常,TCPコネクションが確立した後のすべてのTCPセグメントにおいて,ACKフラグは立っている。
ACK (TCP)
読み:アック
外語:ACK: acknowledgment 英語
TCPヘッダー内のControl Bits(制御ビット)領域にあるフラグビットの一つ。
概要
TCP通信で、そのセグメントが応答確認を持っている状態を表わす際、このビットを立てる(1にする)。
このビットを含むパケットをACKパケットという。
特徴
基本的に、TCPで通信を行なう際には、常時このフラグを立てねばならない。
ACKを付けない、付けなくて良い例外は、次のパケットくらいしかない。
・3ウェイハンドシェイクの最初、接続要求時のSYNパケット
・RSTパケット