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マトリックス認証 = matrix authentication
マトリックス認証とは【matrix authentication】 - IT用語辞典
読み :マトリックスにんしょう
使い捨てパスワード(OTP:One Time Password)の方式の一つで、表の中での文字や数字の位置をパスワードとして用いる方式。
マトリックス認証では、毎回異なる数字や文字がランダムに碁盤目状に並ぶ表を用いる。
この中で、特定の数字や文字の並びを覚えるのではなく、位置についての情報(例えば、「右から2番目で上から3番目」)を覚える。
認証を行う際には、目の前に現れた表の中で、自分の記憶している位置(先の例では、右から2番目で上から3番目にある文字を選ぶ)に並んでいる数字や文字を選んで入力していき、これをパスワードとする。
一文字では簡単に破られてしまうので、実際には、「左上からV字型」のように、複数の文字を選択するようにしておき、強度を高める。
マトリックス認証とは (matrix authentication) マトリックスにんしょう: - IT用語辞典バイナリ
マトリックス認証
読み方:マトリックスにんしょう
【英】matrix authentication
マトリックス認証とは、パスワードの方式のひとつで、2次元の表の中に配置された文字や数字の位置情報を認証のために用いる方式のことである。
1回ごとに内容の変わるワンタイムパスワード(OTP)の手法のひとつとして用いられている。
マトリックス認証では、縦横にランダムに並んだ数字の羅列が用意される。
それを「左上からL字型に」(左上から左下、右下へ)といったように、};パターン化した複数の位置情報を選択し、そのパターンをパスワードとして用いる。};
認証を行なう際には、別の新たな表の中で、自分が指定したパターンのとおりに配置された文字や数字を選択し、それをパスワード入力欄に入力する。
ワンタイムパスワードは、毎回ランダムでまったく無意味な文字列として入力されるので、きわめて安全性が高く、情報をパターンとして覚えるので、覚えやすいといったメリットがある。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/keitai/20040825/148987/
乱数表から決まった“パターン”で数字を選ぶ「マトリックス認証」
この例では,ユーザーはV字型のパターンを記憶すればよい。パターンは同じでも,パスワードが毎回異なるワンタイム・パスワードが実現できる。