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TTL = Time To Live
TTL 【Time To Live】
読み :ティーティーエル
パケットの有効期間を表す値。
最大255までの整数値で表され、ルータなどを1回経由されるたびに値が1減少する。
TTLが0になったパケットはその時点で廃棄され、廃棄通知がパケットの送信元に届くようになっている。
設定の誤りによるパケットの無限ループを防止するために設定された機能で、元々は秒単位での生存時間を記述することを意図していたが、実際に経過時間を測定することは困難なため、ルータの通過回数で有効期間を表す形になった。
TTLは送信元ホストが自由に設定できるが、ネットワーク上の距離が遠いホストに要求を出す時はTTLをある程度大きい値に設定してパケットを送出しないと、パケットが目的のホストに到達する前にTTLが0になってしまい、パケットが相手ホストに到達できなくなる。