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マトリックス認証 = matrix authentication
マトリックス認証とは【matrix authentication】 - IT用語辞典
読み :マトリックスにんしょう
使い捨てパスワード(OTP:One Time Password)の方式の一つで、表の中での文字や数字の位置をパスワードとして用いる方式。
マトリックス認証では、毎回異なる数字や文字がランダムに碁盤目状に並ぶ表を用いる。
この中で、特定の数字や文字の並びを覚えるのではなく、位置についての情報(例えば、「右から2番目で上から3番目」)を覚える。
認証を行う際には、目の前に現れた表の中で、自分の記憶している位置(先の例では、右から2番目で上から3番目にある文字を選ぶ)に並んでいる数字や文字を選んで入力していき、これをパスワードとする。
一文字では簡単に破られてしまうので、実際には、「左上からV字型」のように、複数の文字を選択するようにしておき、強度を高める。