ネットワーク用語 > アップリンク
アップリンク = uplink
アップリンク
【uplink】
通信回線の上り(ユーザ端末→ネットワークの中心)方向の回線、あるいは、回線の通信速度のこと。
無線通信やADSLではデータの送信に使用する周波数と受信に使用する周波数が分かれている。
このうち基地局や通信衛星など、ネットワークの中心部に近いほうを上として見た時に、上り方向になる方向をアップリンクと呼ぶ。
反対方向の下りはダウンリンクと呼ばれる。
一般家庭のパソコンから見た場合、ほとんどの場合は送信側がアップリンクになる。
アップリンクやダウンリンクといった言葉は、その方向の通信に使用する周波数帯域や通信速度を表現するために使用されており、例えば「アップリンクの帯域は430MHz」といったような形で使われている。
もっとも、単に「アップリンク1024kbps」という形で省略されて書かれていることも多く、この場合は単位から何を指しているのか(周波数帯域ならMHz/GHzなど、速度ならkbps/Mbpsなど)推測して読む必要がある。