Web開発の3要素 > [[Webサーバー]] > [[VirtualBox]]
* VirtualBoxとは? [#lbdc578b]
[[VirtualBox - ウィキペディア>http://ja.wikipedia.org/wiki/VirtualBox]]
>Oracle VM VirtualBox (オラクル ブイエム バーチャルボックス)とは、x86仮想化ソフトウェア・パッケージの一つ。現在の開発は米国オラクルが行っている。
既存のオペレーティング・システム(ホストOS)上にアプリケーションの一つとしてインストールされ、この中で追加のオペレーティング・システム(ゲストOS)を実行することができる。
** VMware Playerとの違い [#j5f6e517]
| VirtualBox | オープンソース | 商用利用も無料でOK |
| Vmware Player | プロプライエタリー(オープンソースではない) | 商用利用以外は無料 |
* インストール [#bdcd9f9d]
- 公式サイト
https://www.virtualbox.org/
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
ここから、ホストOSに見合ったインストーラーをダウンロードする。
Windowsパソコンを使っている場合は、
「VirtualBox 4.3.20 for Windows hosts x86/amd64」
とかを選べばOK。
* Extension Pack [#wb9a57ca]
ライセンスの関係で、一部の機能が、VirtualBox本体から切り離されて、
「Extension Pack」という形で別途提供されている。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
ここから「Extension Pack」もダウンロードしておく。
VirtualBox本体をインストールした後に、「Extension Pack」もインストールしておく。
* ゲストOS [#ndd3682c]
Web開発用に「CentOS」をインストールする。
Linuxのインストーラーを使っても良いが、VirtaulBox用のOSイメージファイル(VirtualBox VDIファイル)が提供されているので、簡略化のため、イメージファイルを利用してみる。
(時間があるときは、インストーラーからやった方がいいかも。)
配布元
https://virtualboximages.com/
https://virtualboximages.com/CentOS
ここから「Basic Server」という文字が入ったやつを選ぶ。
=サーバー用の最小限の構成の軽いやつ。
=できれば32ビット版ではなく64ビット版を選ぶ。
(例)「CentOS 6.5 x86_64 Basic Server VirtualBox VDI Virtual Computer」
https://virtualboximages.com/CentOS+6.5+x86_64+Basic+Server+VirtualBox+VDI+Virtual+Computer
>https://ipaddress:10000
Webmin System Management
>Login information
username: root
password: adminuser
>Webmin login
username: root
password: adminuser
** VDIファイルの使い方 [#v12675c2]
+ VirtaulBoxで新規仮想マシンを作成する。
+ 「すでにある仮想ハードドライブファイルを使用する」を選択する。
+ 「CentOS-6.5-x86_64-Basic Server.vdi」等、ダウンロードしてきた仮想ハードドライブファイルを指定する。
&ref(virtualbox_guest_1.png);
&ref(virtualbox_guest_2.png);
&ref(virtualbox_guest_3.png);
&ref(virtualbox_guest_4.png);
これで、さっそくCentOSの仮想マシンが使えるようになる。
=初回ログイン時のID/PWは、username: root password: adminuser
** 設定 [#q21e88d0]
OS起動後は、本番サーバーと同様に設定、ソフトのインストール等を行う。
(参考)
http://tm.root-n.com/application:virtualboxl:centos_setup
*** Apacheの設定 [#m7c57d32]
ホストOS(Windows7)上のブラウザー(Google Chrome)から、VirtaulBox上のゲストOS(CentOS)のApacheにアクセスするには、ネットワークの設定が必要でした。
(参考)
http://www.slideshare.net/island001jp/virtual-box-cent-os-apache
VirtualBoxでVMのネットワークの設定を変更して、
ホストOSとゲストOSの通信における、ポートフォワーディングの条件を追加します。
&ref(VirtualBox_port_1.png);
&ref(VirtualBox_port_2.png);
&ref(VirtualBox_port_3.png);
-ホストポート 80
-ゲストポート 80
という条件を追加したら、
http://localhost/
のURLで、ゲストOS(VirtualBox上のCentOS6.5)のApacheに、ポート80でアクセスできるようになりました。
** SSH [#s83802e4]
SSHでログインする場合、ポート番号に気を付けます。
sshのホストポートに指定してあるポート番号(デフォルトだと、2222)を指定します。
=VirtualBoxのネットワークの設定画面を開き、「ポートフォワーディングルール」の画面で確認します。
>username: root
password: adminuser
port: 2222
これでWinSCP等でSSH接続して、ファイルを転送できます。