[[ネットワーク用語]] > ファブリック接続

* ファブリック接続 [#s36602e0]

Fabric topology

[[FC-SAN]]の接続方法の一つ。
サーバーやストレージ等の機器をFCスイッチにつないで、放射線状に接続する。


[[ファブリックとは - SAN・ストレージ用語解説>http://micassoc.blogspot.jp/2010/03/blog-post_17.html]]
>ファブリックとは
英語表記は「Fabric」。
SANを構成するサーバとストレージを接続する方法の一つ。
「ファブリック接続」ともいう。
全ての機器はFCスイッチ(ファイバチャネルスイッチ)を介して接続される。


[[【初級】知っておきたいストレージの基礎 最終回(前半) SANの特徴:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060328/233581/]]
>SANのネットワーク形態は主に3つある。
 
FC-SANで最も多く利用されているのは「ファブリック」型だ。
ファイバ・チャネル・スイッチと各ノードをスター状に接続する。
各ノードが帯域幅を占有できるため、ノード数にかかわらず高速なデータ転送を実現できる。
 
ファブリック型は、一部のノードに接続障害が発生しても他の接続に影響を与えず、可用性が高い。
複数のスイッチをカスケード接続することで、大規模なSANにも対応する。
最大接続ノード数は、論理的には約1678万となっている。

#html{{
<img src="http://program.sagasite.info/wiki/index.php?plugin=ref&page=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E6%8E%A5%E7%B6%9A&src=FC-SAN_topology_zu2.jpg">
}}
'''●SANの3つの接続形態'''
'''ファイバ・チャネルの物理インタフェースには,データを送信する「トランスミッタ」とデータを受信する「レシーバ」をペアで持つポートが用意されている。'''
'''このポートを使って3通りの形態で接続可能'''

>ファブリック型の応用として、「デュアルファブリック」という耐障害性の高い接続形態もある。
データ・アクセス経路を二重化し、片側のファイバ・チャネル・スイッチやケーブルに障害が発生しても、自動的にもう片方の経路に切り替えられる仕組みだ。
ファイバ・チャネル・スイッチの保守作業などを実施する際にも、デュアルファブリック構成ならサーバーからストレージ装置へのアクセスを止めずに済む。

&ref(dual_fabric_zu3.jpg);
'''●SANの耐障害性を高めるデュアルファブリック構成'''
'''SANストレージへのアクセス経路を冗長化して,耐障害性を高めることが可能'''


[[SANテクノロジー最前線:ファイバチャネルでつなぐ意味 - ITmedia エンタープライズ>http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0606/28/news010_2.html]]
>FC-SANには、ループトポロジ(アービトレーテッドループとも言う)とファブリックトポロジ(スイッチドファブリックとも言う)という2つの接続方式がある。
 
ファブリックトポロジは、SANのデータ伝送を仲介するスイッチを中心に構成する接続方式である。
ファブリックとは、スイッチが複数集まったことを指すが、スイッチが1台だけでもファブリックと言う。
この接続方式の特徴は、スイッチと各デバイスの間とのデータ伝送が他のデータ転送に妨げられることなく、帯域を占有できることにある。
そのため、パフォーマンスと安定性に非常に優れている。
ファブリックのポート数は、論理的に最大約1678万ポート(24bit)までサポートされる。

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<img src="http://program.sagasite.info/wiki/index.php?plugin=ref&page=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E6%8E%A5%E7%B6%9A&src=l_SAN-2_Fig2.jpg">
}}


** リンク [#qb5e7472]
[[FC-SAN]]
[[ループ接続]]

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