[[ネットワーク用語]] > SYN

* SYN [#h2eb99b5]

SYN = SYNchronize

[[SYNパケット ‐ 通信用語の基礎知識>http://www.wdic.org/w/WDIC/SYN%E3%83%91%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88]]
>SYNパケット
読み:シン・パケット
外語:SYN packet 英語
 
TCPのパケットで、SYNフラグを1にしたもの。
&color(red){TCPで通信を行なう場合は、まずこのSYNパケットを相手に送ることから始める};

[[SYNパケットとは【SYN packet】 - IT用語辞典>http://e-words.jp/w/SYNE38391E382B1E38383E38388.html]]
>SYNパケット 【SYN packet】
読み :シンパケット
 
[[TCP]]で接続を確立する際にクライアントからサーバに送られる[[パケット]]。
[[TCPヘッダ]]の制御フラグでSYNフィールドがセットされたパケットのこと。
 
TCPでは、まずクライアントがサーバにSYNパケットを送り、サーバがクライアントにSYN/ACKパケット(ACKフラグとSYNフラグをセットしたパケット)を返信し、最後にクライアントがサーバにACKパケット(ACKフラグをセットしたパケット)を送ることで接続が確立する。
このように三段階で接続を確立することを「[[スリーウェイハンドシェイク>3ウェイハンドシェイク]]」(3-way handshake)という。

CENTER:http://program.sagasite.info/wiki/index.php?plugin=attach&refer=3%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF&openfile=Tcp_normal.png

[[「SYNフラグ」とは:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10005233/]]
>[[TCPヘッダー>TCPヘッダ]]の制御ビットの一つ。
TCP[[コネクション]]を確立するときに用いる。
送信元および相手先はともにSYNフラグを立てた状態でTCPセグメントをやり取りする。
TCPコネクションが確立した後は,SYNフラグはセットされない。

CENTER:http://program.sagasite.info/wiki/index.php?plugin=attach&refer=TCP%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%80&openfile=fig01.gif

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan015/baswinlan015_02.html
>「SYNフラグ」フィールド:1bit幅
 
TCP接続を要求する場合は、この「SYN(synchronize)フラグ」をセットしたパケットを送信する。これによって、TCP接続のオープン処理が開始される。TCPは双方向通信路なので、双方から送信されるそれぞれの最初の接続要求パケットにはこのSYNフラグがセットされている。だが2番目以降のパケットにはセットされていない。
 
Synchronizeとは「同期する」という意味であるが、TCP接続の確立に伴い、双方のシーケンス番号とACK番号を同期させるということからこう呼ばれている。SYNフラグをがセットされたパケットを受信した場合、自身のACK番号を受信したシーケンス番号に同期させる。これにより、以後の通信ための準備が整う。

** リンク [#y09c9aaa]
[[3ウェイハンドシェイク]]
[[TCPヘッダ]]

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