[[ネットワーク用語]] > RASIS

* RASIS [#z015ffac]

RASIS = Reliability - Availability - Serviceability - Integrity - Security

[[RASISとは【Reliability Availability Serviceability Integrity Security】 - IT用語辞典>http://e-words.jp/w/RASIS.html]]
>読み :レイシス
 
コンピュータシステムが期待された機能・性能を安定して発揮できるか否かを検証するための評価項目として知られる5つの要素。
 
Rは“Reliability”(信頼性)の略で、故障や障害、不具合の発生しにくさを表す。稼働時間当たりの障害発生回数(MTBF:Mean Time Between Failures)などの指標で表すことが多い。
 
Aは“Availability”(可用性)の略で、稼働率の高さ、障害や保守による停止時間の短さを表す。全時間に対する稼働時間の割合(稼働率)などの指標で表す場合が多い。
 
Sは“Serviceability”(保守性)の略で、障害復旧やメンテナンスのしやすさを表す。障害発生から復旧までの平均時間(MTTR:Mean Time To Repair)などの指標で表すことが多い。
 
Iは“Integrity”(保全性・完全性)の略で、過負荷時や障害時のデータの破壊や不整合のおきにくさを意味する。
 
Sは“Security”(機密性)の略で、外部からの侵入・改ざんや機密漏洩の起きにくさを表す。
[[RASIS - Wikipedia>https://ja.wikipedia.org/wiki/RASIS]]
>RASIS(読み:レイシスもしくはラシス)はコンピュータシステムに関する以下の代表的な指標の頭文字を並べたもの:
- Reliability(信頼性)
- Availability(可用性)
- Serviceability(保守性)
- Integrity(保全性)
- Security(機密性)
特に最初の3つをRASという。
RASやRASISは 機器、システムやコンピュータなどの総合的な評価の指標である。

[[ギリギリ35オヤジログ: ネットワークスペシャリスト(信頼性向上)>http://ujimasayuruyuru.blogspot.com/2011/08/blog-post_30.html]]
- R(Reliability)
[[信頼性]]のこと
[[MTBF]]が数値尺度
( [[MTBF]] = 1 / [[故障率]] )

- A(Availability)
[[可用性]]のこと
[[稼働率]]が数値尺度
( [[稼働率]] = [[MTBF]] / [[MTBF]] + [[MTTR]] )

- S(Serviceability)
[[保守性]]のこと
[[MTTR]]が数値尺度
( [[MTTR]] = 1 / 修理率 )

- I(Integrity)
[[保全性]]のこと
[[フールプルーフ]]機構の導入やアプリケーション監査、バックアップ取得などで向上することが可能

- S(Security)
[[安全性]]のこと
[[セキュリティマネジメントシステム>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0]]の導入等で向上できる。

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> ●信頼性評価の指針 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060920/248547/

CENTER:http://program.sagasite.info/wiki/index.php?plugin=attach&refer=MTBF&openfile=zu3.jpg
> ●MTBF,MTTR,稼働率の計算法 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060920/248547/

** リンク [#q3f0aa8d]
[[MTBF]]
[[MTTR]]
[[稼働率]]

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