[[ネットワーク用語]] > IGRP

* IGRP [#h7198c8f]

IGRP = Interior Gateway Routing Protocol

[[「IGRP」とは:ITpro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10007478/]]
>IGRP
interior gateway routing protocol
 
米シスコ・システムズが開発した自律システム(AS)内のルーティング・プロトコル。
[[AS]]内では[[RIP]](routing information protocol)などを利用する場合が多いが,IGRPはRIPよりも大規模で複雑なネットワークでの運用を想定している。
IGRPを拡張した[[EIGRP]](enhanced IGRP)もある。
 
距離ベクトル・アルゴリズムを採用しており,目的ネットワークまでの経路は遅延,回線の帯域幅,信頼性,負荷を考慮して決定する。
ネットワーク管理者はこれらのパラメータの優先度を決めることも可能。 

[[Interior Gateway Routing Protocol - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/Interior_Gateway_Routing_Protocol]]
>Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)は、&color(red){シスコシステムズの開発した距離ベクトル型IGP};。
自律システム内のルーター間でルーティングデータの交換に使われた。

>IGRPは独自プロトコルであり、大規模ネットワークで[[RIP]]を使ったときの制約(最大ホップ数が15までで、単一のルーティング統計情報しかない)への対処の1つとして開発された。
IGRPはルート毎に複数の統計情報をサポートし、帯域幅、遅延、負荷、MTU、信頼性などがある。
2つのルートがあるとき、事前に調整可能な計算式でそれら統計情報を組み合わせて1つの統計量とし、ルート選択に利用する。
IGRPでの最大ホップ数は255(デフォルトでは100)で、ルーティングの更新は(デフォルトでは)90秒毎にブロードキャストされる。

>IGRPはCIDRの導入される以前のクラスを考慮したルーティングプロトコルである。
したがってサブネットマスクを扱えず、全てのアドレスをクラスA、B、Cに分類して扱う。
このようなプロトコルはIPアドレス枯渇問題の原因の1つとされ、廃れていった。

** リンク [#r503e3cd]

IGRPとは -- Key:雑学事典
http://www.7key.jp/nw/routing/r_protocol/igrp.html

IGRPの特徴
http://atnetwork.info/ccna1/igrp1.html



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