[[ネットワーク用語]] > ループバックアドレス

* ループバックアドレス [#s8c47455]

[[ループバックアドレスとは【loopback address】(127.0.0.1) - IT用語辞典>http://e-words.jp/w/E383ABE383BCE38397E38390E38383E382AFE382A2E38389E383ACE382B9.html]]
>ループバックアドレス【loopback address】(127.0.0.1)
ネットワークカードなどのループバックインターフェイスに割り当てられた自分自身を示すIPアドレスのこと。
ネットワーク上において自分自身を表す仮想的なアドレスであり、IPv4においては「127.0.0.1」、IPv6においては「::1」(0:0:0:0:0:0:0:1)が使われる。また、ホスト名としては慣用的に「localhost」が用いられる。
IPv6ではループバックアドレスは「::1」しか用いることができないと定義されているが、IPv4の「127.0.0.1」は慣習的に決められたもので、正式なものではない。このため、OSによってはこれ以外のIPアドレスをループバックアドレスとして使用できる場合もある(が、通常は別のアドレスは使わない)。

[[ループバックアドレス - 通信用語の基礎知識>http://www.wdic.org/w/WDIC/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9]]
>ループバックインターフェイスに割り当てられたIPアドレスのこと。
''IPv4''
IPv4ではクラスAのIPv4アドレスのうち127.0.0.0のネットワーク番号をもつIPアドレスで、このIPアドレスを持つ全ホストを指す。つまり、127.0.0.0/8が該当し、1677万個以上存在する。
通常は127.0.0.1を使用し、OSによってはこれ以外のIPアドレスをループバックアドレスとして使用できない場合もある。
''IPv6''
IPv6では0:0:0:0:0:0:0:1(::1)というIPv6アドレスがループバックアドレスとして使われる。
IPv4とは違い、明確に1つのIPアドレスのみが規定される。

[[ループバックインターフェイス - 通信用語の基礎知識>http://www.wdic.org/w/WDIC/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9]]
>自ホストとのみ接続したネットワークインターフェイスの一つ。
一般にIPアドレスとして127.0.0.1(IPv4)や::1(IPv6)が割り当てられる。
自ホストで動くプロセスとの通信やソフトウェアのテストのために使われる。

[[ループバック - 通信用語の基礎知識>http://www.wdic.org/w/WDIC/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF]]
>内部送信/受信機能。
自ノード宛にテスト用パケットを送信することで、データが自分の受信側にループバックされ、これによりLANコントローラーが正常に機能しているかがテストできる。
''特徴''
実際にネットワークを通すかどうかで、次の二つに区別される。
・ローカルループバック(ネットワークを通さない)
・リモートループバック(ネットワークを経由する)
前者は自己診断機能として、後者は接続試験機能として用いられる。NICの動作チェックとして一般的な方法である。

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