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遅延

IP電話の音声劣化の原因として、ゆらぎパケットロス遅延などが挙げられる。

遅延
圧縮やバッファリングなどの音声処理を行う時間増加やネットワークのパケットの転送にかかる時間によって遅延が生じる。
IP電話では、200ミリ秒を超える遅延が発生すると、IP電話を利用している多くの人が、音声が遅れて届いていることに気づき、400ミリ秒を超える遅延が発生すると、会話が成立しなくなるほどの重大な支障が出るといわれている。
また、伝送遅延が大きくなると、自分の声が反射してしまい、相手からの信号として受信するエコーが目立つようになる。
エコーキャンセラーと呼ばれる機能を用いて、エコーを除去することも可能であるが、遅延が大き過ぎるとエコーの除去が難しくなる。

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