[[ネットワーク用語]] > SSL-VPN
* SSL-VPN [#yeb720ae]
SSL-VPN = Secure Socket Layer Virtual Private Network
[[SSL-VPNとは【Secure Socket Layer Virtual Private Network】 - IT用語辞典>http://e-words.jp/w/SSL-VPN.html]]
>SSL-VPN 【Secure Socket Layer Virtual Private Network】
読み :エスエスエルブイピーエヌ
暗号化に[[SSL]]を利用する[[VPN]]技術。
多くのWebブラウザやメールソフトは標準でSSLに対応しているため、リモートアクセス用途などで手軽に導入できる。
インターネットなどの公衆回線網に暗号化された仮想回線を構築し、企業の拠点間などを安全に結ぶ技術をVPNという。
従来は[[IPsec]]などを使いネットワーク層レベルで仮想的な回線を用意し、アプリケーションからは透過的にネットワークを利用できる技術が主流だったが、このアプローチは汎用性が高い反面、回線の両端に専用のVPN装置を用意する必要があるなど本格的で、導入に手間とコストがかかった。
SSL-VPNはWWWの暗号化などで標準的に用いられているSSLで仮想回線を構築する技術であり、&color(red){サーバ側にはSSL-VPN装置が必要だが、クライアント側はアプリケーションがSSLに対応していればよく、簡単に導入できる。};
アプリケーションが個別にSSLを実装していなければ利用できないが、主要なWebブラウザやメールソフトはHTTPSやPOP over SSLに対応しているため、イントラネットのWeb閲覧やメールの送受信などに用途を限れば十分実用になる。
出先から社内に接続するといったリモートアクセス用途に適したVPN技術である。
** リンク [#ne01e2d4]
[[SSL]]
[[VPN]]
[[インターネットVPN]]