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SCSI = Small Computer System Interface
Small Computer System Interface - Wikipedia
Small Computer System Interface(スモール コンピュータ システム インターフェース、小型計算機システムインタフェース)、略してSCSI (スカジー)は、主に周辺機器とコンピュータなどのハードウェア間のデータのやりとりを行うインタフェースである。
SCSIを使用可能なインタフェース装置をSCSIインタフェースと呼ぶ。
ANSI(米国規格協会)によって規格化されている。
概要
SCSIバスの基本
SCSIバスは、周辺機器を接続するインタフェースではあるが、コンピュータと周辺機器という、主従関係ではなく、各機器が対等の動作をすることを基本として設計されている。
入出力要求を行なう要求を出す機器(イニシエータ)から実際の動作を受ける機器(ターゲット)に対して指示を行ない、その結果を返す、という形で動作する。
一般には、インタフェース1台に複数のSCSI機器を接続するものであると認識されているが、実際には複数台のパソコンで1台のディスクを共有するなどの構成も可能な仕組みになっている。
すなわち、イニシエータは1つのバス上に複数の機器が存在してもよい。
しかし、実際には、コンピュータがバス上の唯一のイニシエータで、各周辺機器(ディスクやテープ装置など)はターゲットとしてのみ動くのが普通である。
●SCSIの特徴●
双方向対等関係(ターゲットとイニシエータ)
- SCSIバスに接続されたどのデバイスも、イニシエータであり、ターゲットでありえます。
- イニシエータとはSCSIバス上で命令を出す装置であり、その命令を受け取る装置をターゲットといいます。
- ほとんどの場合、イニシエータはSCSIホストアダプタ(SCSIカード)であり、ターゲットはSCSI機器(厳密にはディスクコントローラ)となります。
- ターゲットからの読み出し命令にしたがって、SCSI機器はデータの読み出しを行います。