プログラミングの基礎 > 第3章 変数の定義
3.1 変数の必要性 †
(例)アルバイトの時給計算
実際の数値だけで計算すると、電卓で計算しているのと変わらない。
問題点 †
同じ「時給」という情報が複数の場所に書かれていることで、問題が発生する場合があります。
同じ情報が複数の場所に書かれていると、変更を加えようとしたとき、どうしても変更し忘れる場所が出てきます。
そしてそれがプログラムの信頼性を損ねる原因になります。
解決策 †
変更し忘れを防止するためには、変更箇所を減らす仕組みがあれば良いのです。
変数に「時給」という情報を入れて、複数の場所で使われる時給の情報は、変数を使って書きます。
時給を変更するときは、複数の場所を全部変更するのではなく、変数の一ヵ所を変更すれば良いだけです。
変更する箇所が10個程度なら間違えないかもしれませんが、もっと増えて10000個とかあったら変更しわすれてしまう場合もあるでしょう。
なので、変数を使った方が間違いを減らせます。
これが変数を使うメリットです。