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BCP = Business Continuity Plan = 事業継続計画

事業継続計画 - Wikipedia

事業継続計画(Business continuity planning、BCP)は「競争的優位性と価値体系の完全性を維持しながら、組織が内外の脅威にさらされる事態を識別し、効果的防止策と組織の回復策を提供するためハードウェア資産とソフトウェア資産を総合する計画」のこと。
事業継続と復旧計画(Business Continuity & Resiliency Planning、BCRP)とも呼ばれる。

BCP(business continuity plan) - @IT情報マネジメント用語事典

BCP (business continuity plan)
事業継続計画 / ビジネスコンティニュイティ・プラン

 企業がビジネスコンティニュイティに取り組むうえで基本となる計画のこと。災害や事故などの予期せぬ出来事の発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続、ないし目標復旧時間以内に再開できるようにするために、事前に策定される行動計画である。

 BCPの策定では、まずビジネスインパクト分析を行って自社の業務プロセスが抱えるリスクと影響(損害)を洗い出す。そのうえで優先的に復旧すべき業務とそれに必要な設備やシステムを明らかにし、目標復旧時間の設定や復旧手順を計画していく。より包括的な事業継続管理(BCM)においては、BCPは定期的に見直されるものとされる。

 内閣府の事業継続ガイドラインにおいては、事業継続計画は「緊急時の経営や意思決定、管理などのマネジメント手法の1つに位置付けられ、指揮命令系統の維持、情報の発信・共有、災害時の経営判断の重要性など、危機管理や緊急時対応の要素を含んでいる」とされる。

 なお、似た言葉にコンティンジェンシープランがあるが、これは緊急事態が発生した直後の対応や手続きに焦点が置かれているのに対して、BCPは平時の事前対策を含めて、事業の継続・復旧に力点が置かれている。

リンク

BCM (事業継続管理)


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Last-modified: 2012-10-15 (月) 12:21:55 (4210d)