ネスぺ21

本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ β版<2010>

本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ β版<2010>
粕淵 卓
ニシダ印刷製本
2010-08-24
  • 粕淵 卓 (著), 平田 賀一 (著)
  • 価格: ¥ 945
  • 単行本(ソフトカバー): 304ページ
  • 出版社: ニシダ印刷製本 (2010/8/24)
  • ISBN-10: 4990442067
  • ISBN-13: 978-4990442064
  • 発売日: 2010/8/24
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 2 cm

本書は,ネットワークスペシャリストの過去問を徹底的に解説し,ネットワークの本質を理解することを目的としています。
この本の勉強を通じてネットワークスペシャリストに合格するとともに,本当に“本物の”ネットワークスペシャリストになっていただきたい,そんな思いを込めた本です。
合格に大切なのは過去問のしっかりした学習です。
過去問は設問だけでなく問題文の理解がとても大事です。
問題文を含めた解説、模範解答以外の解答の是非、解答の書き方にまで踏み込んだ一冊。

改訂版

本書には、改訂版が発売されています。
(今から買う人は、改訂版をオススメいたします。)

ネスぺ21 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ
粕淵 卓
星雲社
2011-03-12

Amazon.co.jp レビュー 

2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ これで一発合格しました, 2010/12/21
By blu

過去問の使い方がわかる本

2009年度分しか問題がないですが、これを参考に
3年分の過去問題を解いた後、疑問点がないように問題文、解法を徹底的に
調べ理解し暗記した結果、一発で合格することができました。とても感謝です。

すげー!一発合格!
合格には、やっぱ過去問の徹底研究がマスト*1ですね~。

目次

■はじめに

■目次

■1章 合格のコツと勉強方法

 1.1 合格のコツ
 1.2 勉強方法
 1.3 答案テクニック

■2章 過去問解説 平成21年午後Ⅰ

 2.1 平成21年午後Ⅰ問1
 2.2 平成21年午後Ⅰ問2
 2.3 平成21年午後Ⅰ問3

■3章 過去問解説 平成21年午後Ⅱ

 3.1 平成21年午後Ⅱ問1
 3.2 平成21年午後Ⅱ問2

■4章 基礎知識解説

 4.1 IPv4アドレス
 4.2 スイッチングHUB
 4.3 VLAN
 4.4 TCP
 4.5 STP
 4.6 無線LAN
 4.7 パケットキャプチャ
 4.8 NAT
 4.9 広域イーサネット
 4.10 DNS
 4.11 電子メール
 4.12 ファイアウォール
 4.13 プロキシサーバ
 4.14 負荷分散装置
 4.15 電子証明書(PKI)
 4.16 PoE

■終わりに

抜粋

1.1 合格のコツ (p.8-)

  • 1 まず最初に勉強のコツを探す
  • 2 資格試験は情報戦の一面を持つ
  • 3 基礎を腹の底から理解する
  • 4 素直になる
  • 5 プロに習うことの大切さ
  • 6 合格に徹する
  • 7 夢は大きく。目標は小さく手の届くレベルに
  • 8 「合格する」という自信と信念は必要
  • 9 資格において大事なのは人間性である
  • 10 勉強方法は、最終的には自分で考えるものである

■お金を惜しまない

欲しいと思った参考書があれば、迷わず買いましょう。
何度も立ち読みすれば理解できる場合でも、すぐ買いましょう。
迷っている時間がもったいないからです。

私は、試験会場にタクシーで行ったこともあります。
歩けば20分くらいの会場でしたが、直前は集中力抜群なので、歩く時間がもったいないと思い、タクシーの中で勉強しました。

時間をお金で買う

■何かを捨てる

合格するためには何かを捨てなければいけないこともあります。
たとえば、仕事で一番をとることをあきらめる必要があるかもしれません。
「二兎追うものは一兎も得ず」です。
仕事で一番になり、家庭も大事にし、趣味のゴルフにも行き、友達との飲み会にも参加し、なおかつ試験に合格する。
そんなに世の中甘くありません。

芸能人は華やかに見えますが、プライベートがすべてさらされ、時には些細なことでバッシングを受けることもあるでしょうし、考えられないほどの苦労があるようです。
何かを取れば、必ず何かを失うと考えるべきでしょう。

時間は有限だから、リソースの選択と集中が必要

■参考書、問題集は小さく切る

カッターで切って、薄くしましょう。
勉強しやすいですし、心が軽くなります。

もったいないとか、オークションで売れなくなるなどのくだらない思いがよぎるようではだめです。
合格できないほうがよっぽどもったいないのです。
薄くなると書き込みがしやすいメリットもあります。

勇気を持って、前進あるのみ 後戻りなんてできない

■1分でも無駄にしない。

私は、電車に乗っているとき、わずか一駅でもノートを開いて勉強しました。
一駅というとわずか2分程度です。
それでも、その2分も無駄にしませんでした。

寸暇を惜しむ

■有給休暇を取る

前の日は必ず取得しましょう。
そして勉強しましょう。

そのためには、仕事を1ヶ月くらい前から調整し、会社に迷惑をかけないようにする必要があります。

余裕のある態度で決戦に臨む

■優先順位を明確に

「その飲み会本当に行かなくてはいけないのか?」
「その用事、試験が終わってからではできないのか?」
を自問自答し、試験を最優先しましょう。

大切なことは何か?価値基準を明確にして、迷いをなくす


*1 must 「欠かせない、必須の」を意味する英語の形容詞(類語:necessary)。転じて「欠かせない(必須の)事物・人」を意味する名詞