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情報処理技術者とは?

  • 国家試験
  • 能力検定

情報処理技術者試験 - Wikipedia

情報処理技術者試験(じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん)とは、日本の国家試験である。実際には、試験区分ごとに「基本情報技術者試験」等と呼称されることが多い。

情報処理技術者の位置付け
情報処理技術者試験は、経済産業省が、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)第7条の規定に基づき、情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能について行う国家試験である。
情報処理技術者試験の試験事務は、独立行政法人情報処理推進機構が行う。

国家試験ではあるものの、合格者に資格が与えられる資格試験であるかははっきりしない。
経済産業省はこの試験を能力認定試験と位置付けているほか、資格試験であるかの議論に意義はないとしている。
一方で厚生労働省は資格と位置付けているものと、能力評価試験に位置付けているものに分かれる。
中央省庁以外では、資格という表現を用いた記事などが広く見られる。

いずれにせよ、業務独占資格や必置資格ではないので合格者でなければできない業務はないし、名称独占資格でもないので何らかの権利と義務が発生するかどうかは職場によりけりである。

情報処理技術者の資格は、医師や弁護士の資格とは違う。
まあ、単なる自己満足かもしれないけど、自分に自信がないので、肩書きで武装しないと自分を良く見せることができないんだよね。(ぶっちゃけ)
5000円でカッコつけられるなら、いいじゃんかよ、それで!
資格マニアをバカにせんといて~><

リンク

独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター (公式サイト)
http://www.jitec.jp/

試験区分

http://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

情報処理技術者試験の区分と、対象となる知識と技能は、情報処理技術者試験の区分等を定める省令(平成9年通商産業省令第47号)において定められている。
ときどき試験区分は変更されるが、2009年度から実施される試験区分・対象者像は以下の通りである。

スキルレベル名称内容
スキルレベル1ITパスポート試験(エントリ試験)職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者
スキルレベル2基本情報技術者試験高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者
スキルレベル3応用情報技術者試験高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
スキルレベル4高度情報処理技術者試験高度IT人材として確立した専門分野を持ち、主導する者

スキルレベル4

RPGのキャラで「勇者」「戦士」「魔法使い」「僧侶」「王様」「魔王」などいるように、情報処理技術者にもいろんなキャラが設定されている?(違)

ITストラテジスト?

企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。
また、組込みシステムの企画及び開発を統括し新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者

システムアーキテクト?

ITストラテジストによる提案を受けて情報システム又は組み込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者

プロジェクトマネージャ?

システム開発プロジェクトの責任者としてプロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資材を確保し、計画した予算・納期・品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理・運営する者

ネットワークスペシャリスト

ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

データベーススペシャリスト?

データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

エンベデッドシステムスペシャリスト?

組み込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組み込みシステム開発基盤の構築や組み込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者

情報セキュリティスペシャリスト?

情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において、情報セキュリティポリシーに準拠してセキュリティ機能の実現を支援し、又は情報システム基盤を整備し、情報セキュリティ技術の専門家として情報セキュリティ管理を支援する者

ITサービスマネージャ?

情報システム全体について安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者

システム監査技術者?

被監査対象から独立した立場で、情報システムや組み込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善を勧告する者

資格とは?

資格 - Wikipedia

資格(しかく)とは、ある行為を行うことを権限者から許された地位をいう。

業務独占資格

特定の業務に際して、特定の資格を取得しているもののみが従事可能で、資格がなければ、その業務を行うことが禁止されている資格。名称も独占する。

例)
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、獣医師、弁護士、弁理士、司法書士、行政書士、通関士、社会保険労務士、公認会計士、税理士、美容師、理容師、無線従事者、建築士、建築施工管理技士、土木施工管理技士、管工事施工管理技士、電気工事施工管理技士、電気工事士、宅地建物取引主任者、管理業務主任者、危険物取扱者、消防設備士、など。

必置資格

ある事業を行う際に、その企業や事業所に資格保持者を必ず置かなければならないと法律で定められている資格。

例)
宅地建物取引業者における宅地建物取引主任者、マンション管理業者における管理業務主任者、旅行会社における旅行業務取扱管理者、貸金業者における貸金業務取扱主任者、警備会社における警備員指導教育責任者、クリーニング店におけるクリーニング師、製薬メーカーにおける薬剤師、運輸業における運行管理者、危険物を取り扱う製造所等における危険物取扱者、毒物、劇物の製造や販売にかかる毒物劇物取扱者、常時50人以上の労働者を使用する事業場における衛生管理者など。
一般の事業ではないが、保健所における医師も、法律で規定された必置資格の例になる。


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Last-modified: 2011-07-22 (金) 11:17:20 (4661d)