ネットワーク用語 > クロスケーブル
クロスケーブル †
クロスケーブル = cross cable
送信と受信の信号線を相互に入れ替えるように配線されたケーブルのこと。
用途
なぜ同じ器材同士の接続にクロスケーブルを使うかというと、単純に1∶1で対応したケーブルでは、お互いの送信同士・受信同士でしか接続できないためで、これでは通信が行なえない。
自分の送信は相手の受信に、自分の受信は相手の送信にそれぞれ繋げるためにクロスを使う。
くろすけーぶる 【クロスケーブル】 Crossing Cable
パソコンとパソコンなど、同じ機器同士を直接つないで通信させる場合に使うケーブル。
ハブとパソコンとを接続するLANケーブルは、ストレートケーブルという。
クロスケーブルは、ストレートケーブルの内部の結線を交差して、入力側と出力側が接続されるようになっている。
10BASE-Tやシリアル、パラレルなどのケーブルで用いられる。
最近では、パソコン側で自動的にクロスとストレートを切り替えるのが一般的になっている。
http://lan-kouji.com/contents05/contents05-01.html
クロスケーブル(10Base-T、100Base-TX)
1000Baseのクロスケーブルは配線が異なります。
LANケーブル(カテゴリー6)-ギガビット完全対応のLANケーブル徹底比較
クロスケーブルについては、2台のPCを直結するときやHUB同士を接続する時などに使用されてきましたが、現在ではAuto-MDI/MDI-X機能※がありクロスケーブルを使うケースはほとんどありません。
既存のLANケーブルを購入する、あるいは自作する時でもストレートケーブルを用意すれば何も問題ありません。
※Auto-MDI/MDI-X機能:接続されたLANケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを自動で判別する機能